■ギャロップレーサー2000(GR2000)

ギャロップレーサー2000(以下GR2000)とはテクモから発売されたPS用競馬ゲーム。最近、『ギャロップレーサー2000』をよくやっている。なんで新作の8やラッキー7じゃないかと言えば、直線一気が決まらないので爽快感が薄いから。システム的には2000が一番自分にあっている。競走馬を一新してプログラムも2007年度対応のGR2000を発売してくれないかとありえない期待を抱きながらプレイ中。それにしても、丸6年以上が経過した今でも遊べるとは相当な良作であったと思う。

そのGR2000の攻略サイトを探してみた所、全くといっていいほど無い。もう古いゲームだし仕方ないかな。という事でネタが無いときは、ここで忘れないうちに攻略情報でも記録しておこうと思う。どうせ誰も見て無いだろうけど俺の記憶から消えないうちにね。注)年齢は旧表記



■パラメータ

ハンデ
 馬の基本的な強さ、速さを表す値。GR2000のスピードやスタミナ値はハンデと距離適性(と微妙な内部数値)から計算されただけの値であるので見なくても良い。スピードやスタミナ値よりもハンデと距離適性が重要なのである。どの馬も芝とダートの2種類の値を持っていて高いほうが強い。当然馬を購入(お手馬)にする場合にかかるポイントや維持コストは高い。購入価格はデフォルトで最も高いのがミルリーフの372300、最低がトライディードなどの100。一ヶ月の維持コストは馬の成長に伴って増減し、最低は10ポイントからハンデ80.0を超えるようなオリジナルホースになると5000ポイント以上になる事もある。

成長型
 馬を購入する際に重要なパラメータ。早熟1〜早熟3、普通1〜普通4、晩成1〜晩成4、持続1〜持続5までの16種類である。成長型の後についている数字が大きいほどピークが後で来る。早熟型は所持ポイントに余裕があるか、よほど思い入れの無い限り避けたほうが良い。

*.早熟1…3歳馬が出走できる最初のレースがある7月からすでにピークを迎えていて、能力の高い馬なら3歳12月にはすでに下降線をたどっていく超早熟型。代表馬はヤマニンミラクル、フェイバリットトリック、ザールなどトップホースは皆無。

*.早熟2…ピーク時期など早熟1とほどんどかわらないが4歳になっても2、3月くらいまではピークが保てる。クラシックトライアルまで頑張ろうという馬。代表馬はエイシンキャメロン、シガクララ(ビワハイジ)など早熟1よりもさらに層は薄い。

*.早熟3…ダービーが終わる頃まではピークが持つだろうという馬。能力が高い馬ではそのまえに下降線になる。代表馬はアイネスフウジン、マルゼンスキー、カブラヤオー、テスコガビー、フォーティナイナーなど偶然にも逃げ馬に多い印象。トップホースの中にも結構いる。

*.普通1…4歳時に全盛期が来るタイプ。能力が高ければ12月には下降線をたどる。能力にもよるが5歳になっても春まではピークに近い状態で戦える。代表馬はハルノギャラクシー(サクラスターオー)、メジロラモーヌ、ジェネラス、ラムタラなど4歳までで引退した欧州トップホースに多い。

*.普通2…ピークは4歳後半〜5歳前半だが、5歳一杯は満足な能力で戦える成長型。6歳時は厳しいが能力が高ければ春までは十分走れる。代表馬はサンデーサイレンス、ダンシングブレーヴ、ミスターシービー、クリフジなどトップホースにもバリエーション広くかなりの数が居る。

*.普通3…ピークを5歳夏に迎えるタイプ。5歳一杯まではピークが続き、6歳始め頃には下降するが6歳一杯は満足な能力で戦える。かつて言われていたサラブレッド5歳秋充実説そのままの成長型。代表馬はシンザン、タイキシャトル、トウショウボーイ、ミルリーフ、ダリアなど海外馬には普通2に比べ意外と少ない感じ。

*.普通4…ピークを5歳秋〜6歳春に迎えるタイプ。6歳一杯はピークに近い能力で戦えるが、4歳時にやや苦戦する。能力が高い馬ならばタイトルを総なめにする可能性のある成長型。オリジナルホースを作るために評価ハンデを上げるのに都合が良い。代表馬はテンポイント、タケシバオー、ロッキータイガー、シングスピール、アレッジドなど。

*.晩成1…6歳になってからピークを迎えるタイプ。能力が衰えるのも緩やかである。しかし、晩成とは言え8歳まで走らせるのは厳しい。代表馬はホウヨウボーイ、イナリワン、アブクマポーロ、リボー、ベタールースンアップなど。

*.晩成2…6歳終わりから7歳春にかけてピークを迎えるタイプ。4歳時は我慢の時期、5歳になり徐々に力をつけて来る。これ以降の成長型は限界(8歳一杯)まで満足な能力で戦うことが出来る。代表馬はギャロップダイナ、フェートノーザンなど国内、海外問わずかなり少ない。

*.晩成3…ピークは7歳春から迎える。4歳、5歳時の能力はかなり低い。一度ピークを迎えれば8歳一杯まで走るのに問題はない。代表馬はスピードシンボリ、プリティキャスト、ランニングスパーク(トロットサンダー)、イブンベイなど数は少ない。

*.晩成4…ピークは7歳秋ごろから、8歳一杯までピークに近い能力で戦える。超晩成型なので4歳、5歳、そして能力によっては6歳でも苦戦する。長く戦えるという意味ではプラスである。代表馬はオフサイドトラップ、全部で10頭も居ない。

*.持続1…ピーク開始は早熟3とほぼ同じ。ピークの期間が長く4歳秋までは能力を維持する。5歳になると下降線をたどるので活躍は春頃まで。代表馬はサッカーボーイ、数はかなり少ない。

*.持続2…ピーク開始は普通1と同じく4歳春で5歳春前までは能力を維持する。ピーク後の下降線はゆるやかなので5歳一杯は十分戦える成長型。代表馬はボスラシャム、ソニックレディ。これも数はかなり少ない。

*.持続3…ピーク開始は普通2と同じく4歳秋頃。ピーク期間は5歳秋まで続く。4歳クラシックと古馬になってからの両方で戦える成長型。下降線が緩やかなので能力が高ければ6歳になっても十分走れる。唯一、能力の高いオリジナルホースを作るために評価ハンデを上げる事を目的にするなら都合が良いとは言えない。代表馬はエルコンドルパサー、スペシャルウィーク、シンボリルドルフ、プリンスオブターフ(トウカイテイオー)、ミエスクなど持続型の中では群を抜いて多い。デフォルトのトップホース御用達の成長型だ。

*.持続4…ピーク開始は普通3と同じく5歳春頃。4歳時もそれなりの能力が見込めるので相当長い期間活躍が出来る成長型。持続3に比べ評価ハンデを稼ぐのに都合が良い。代表馬はマヤノトップガン。数は相当少ない。

*.持続5…ピーク開始は普通4と同じく5歳秋頃。能力が高ければ持続4よりもさらに長い時期活躍できる。評価ハンデを上げるのに非常に都合が良い。代表馬はメイセイオペラ、タイキブリザード、メジロマックイーン、マーベラスサンデー、ハルノレインボウ(サクラローレル)など日本馬の準トップホースに居る。あのミスタートウジンもこの成長型である。

距離適性
 かなり重要なパラメータ。適性外の距離のレースに出走させると自然とスピードが落ちてくるので手綱を使って加速させなければならず、スピードと馬の気分を安定させるのが難しい。また、適性を外れる距離分に応じて能力に割引が入る。どちらかというと距離適性から短いレースよりも長い方が走りやすい。一時期、距離適性が狭いほどその距離に出走した場合の能力が高いという説があったが確認は取れていない(例えば同能力で距離適性1200-3200の馬と2000-2600の馬が2000mのレースに出走したなら、適性範囲が600mである後者の方が強いというもの)。

脚質
 レース中の位置取りに関するパラメータ。逃げ1〜逃げ3、先行1〜先行4、差し1〜差し4、追込1〜追込3、自在1(と2)の15(16)種類がある。数字が大きいほど後ろの位置取りを好む。

*.逃げ…GR2000では一番厳しい脚質となっている。基本的には好スタートを切り、大抵の場合先頭に立ち、2番手の馬をブロックしつつスピードを落としてペースを下げる。それでも自分が逃げ馬の場合、ハイペースになってしまう事が多い。特に逃げ1は2番手との差が2馬身以上ないとコンディション青を維持できないので、青を狙おうとするとブロックしつつペースを落とすという手段が使えないので辛い。逃げ2と3は多少ましで2番手の馬が直後に居てもコンディション青を維持できるし、自分の馬が2番手に落ちたとしても大抵の場合コンディション緑が維持できる。逃げ馬の場合、コンディションは基本が緑と割り切る必要があるかもしれない。ちなみに脚質タイトル『音速の逃亡者』は各攻略本には加速++となっているが、実は加速+である。

*.先行…シリーズを通してかなり乗りやすい脚質。抜群のスタートでなくても良いが、スタートは普通以上で出たい。場合によっては結構加速が必要な場合もあり、経験的に言えば最初は先頭に立つ勢いがあっても良い。前が詰まることもなく、安定してレースが進められ脚質タイトル『正攻法』も取りやすいので加速が上げやすい。そしてどうしてもかなわないような強力なライバル馬が居る場合に直線ブロックがしやすい。

*.差し…GR2000で純粋に勝ちやすい脚質。ハイペースになれば有利に働くし、スローペースだからと言って仕掛け遅れなければさほど不利でもない。ただし、直線ブロックは若干しにくい。脚質タイトルの『快速差し馬』は加速がプラスされないのでその面での不利はある。

*.追込…逃げほど難しくは無いが、展開しだいで実力どおりの着順にはなりにくい。追込み1〜3のどれもとりあえず最後方に居ればコンディション青を維持できる。ただあまり馬郡から離されるとコンディションが緑に落ちてしまう。GR2000は外を回る不利が全く無いので追込み馬は必ず大外に位置を取ろう。スローペースになったら、他馬に近づかないようにさらに若干外に出して上がっていくと、ある程度前まではコンディション青が維持できる。

*.自在…実は自在にも1と2があり、若干の位置取りの差がある。自在といってもさすがに逃げを打ったり最後方から追走したりするとコンディションが下がる。自在1=先行1+差し1、自在2=先行4+差し4くらいと思っておけば良い。攻略本によっては自在脚質はコンディション維持による直線の伸びプラス分が少ないと書いてあるが確認は出来ない(例えば先行馬と自在馬が同じ位置取り、同じコンディションで走ったとすると先行馬の方が直線で伸びるという説)。

末脚
 直線スピードの切れ味を表すパラメータ。持続、やや持続、普通、やや瞬発、瞬発の5種類。一般的に攻略本などには、持続型は最大速度は低いものの速度を長い時間維持できる、瞬発型は最大速度は高いものの速度維持の時間は短い、と書いてある。が、しかし私の経験から言えば、持続型のメリットである速度の維持はあまり感じられない。むしろ瞬発型に比べ持続型は単に最高速度が低いだけのような気がしないでもない。GR2000は早仕掛けが不利というシステム上の事から結果的にそうなっているのかもしれない。

底力
 直線の競り合いの強さを表すパラメータ。GR2では重要であった底力はGR2000ではあまり重要なパラメータではない。別にこれがMAXに近いからといって差し返しなどが出来るわけではないのである。むしろ低くなければ良い、具体的には9以上あれば競り合いになっても問題はない。

気性
 位置取りの自在性を表すパラメータ。これが高いと若干脚質と違う位置取りをしてもコンディションを維持できる。さほど変わるわけでも無いので、低くても問題のないパラメータ。軽視して良い。

坂適性
 サブパラメータ5種の中では比較的重要な部類。坂適性によって坂のある競馬場(阪神、東京、中山)での伸びが目に見えて違う。G1を戦うトップホースなら重視する。

加速
 サブパラメータ5種の中ではもっとも重要。特に短距離逃げ馬に置いては死活問題になってくる。逆に追込み馬なら低い方が良かったりする。オリジナルホースを作る場合、上げ難いパラメータであるのでもともと高い馬は重宝する。

重適性
 重馬場に対する適性を表す。あまり重要で無いパラメータ。馬場が重や不良になったからといって能力になんら影響はないように思える。かつてGR2では目に見えて変化があったものだがGR2000では軽視して良い。

出走回数
 年間に出走できる最大数とコンディションの回復力を表す。後者は知らない人が居たかもしれない。出走回数が多い馬はレース後、コンディション青へ回復する期間が短い。一般的に出走回数が少なければレース間隔が開いた場合(コンディション赤と紫)の能力低下が少ないとされる。

毛色など
 見た目、強さには影響しない。流星は無し、星、小流星、大流星の4種類。足元の白い部分は無し、小、大の3種類。毛色は鹿毛、黒鹿毛、青鹿毛、青毛、栗毛、栃栗毛、尾花栗毛、白芦毛、芦毛、黒芦毛、白毛の11種類。白馬はオリジナルホース専用でデフォルト馬には居ない。性別は牡馬、牝馬、セン馬の3種類。セン馬はデフォルト馬かタイトル『暴れ馬』を持った馬を使ってオリジナルホースを作成すると生まれてくる。


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