■GR2000には29箇所のさまざまな競馬場が登場するがその特徴は

*.国内中央
東京競馬場 坂有り 直線500m 左回り
 国内最大規模の競馬場。直線は500m以上であり、4コーナーの手前に600m標識があるので脚質系タイトルを取るための位置取り調整(*注1)が若干難しい。直線の坂は長いので坂適性によって伸びがだいぶ違う。注意するレースはダートの1600m。フェブラリーSなどが当てはまる。この距離のダートレースは、仕様上なぜかスピードメーターが異常にあがりコンディションの調整が非常に難しい。スタート直後、コンディション緑固定の内に位置取りを確定させなければ実力馬でも惨敗も有り得る。主なレース、日本ダービー、ジャパンカップ、天皇賞(秋)。

中山競馬場 坂有り 直線310m
 直線に坂はあるのだが、直線自体が300程度しかないので比較的早仕掛けでも良し。注意するレースは有馬記念。このレースがスローペースになった時など、他馬は相当な早仕掛けをしてくる事がある。その時、どの馬が仕掛けたかを冷静にチェックしよう。実力が低く早仕掛けで直線止まってくれる馬もいれば、ハンデ66を超えるような馬はそのまま押し切ってしまう。また、位置取り調整が非常にやりやすい競馬場である。主なレース、有馬記念、皐月賞、スプリンターズS、朝日杯3歳S。

阪神競馬場 坂有り 直線352m
 GR2000では当然改装前なので直線は370m程度。直線に坂があるもののオーソドックスな感じのする競馬場。WSJS(ワールドスーパージョッキーズシリーズ)があるのがこの競馬場である。優勝すれば50000ポイントなので貧乏な時は誘われれば必ず参戦しよう。主なレース、宝塚記念、桜花賞、阪神3歳牝馬S、WSJS。

京都競馬場 坂無し 直線404m
 中央の4大競馬場の中では唯一直線に坂が無い。坂が無いから先行馬がなかなか止まり難い。特に天皇賞(春)がスローペースになった場合、他馬は早仕掛けをしてくるので合わせて動かなければ捕らえきれない事がある。マイルCSでサイレンススズカが普通に逃げ切ったりする。直線は400mほど。3〜4コーナーにかけてある起伏は、現実と違ってレースになんら影響しない。また、直線に坂が無いという事で取得タイトルに影響があるので、ある程度稼げるようになれば大レース以外あまり出走しなくなったりする。主なレース、天皇賞(春)、秋華賞、マイルCS、エリザベス女王杯。

中京競馬場 坂無し 直線313m 左回り
 平坦な小回りコース。小回りの中では比較的大きい。中央の4台競馬場以外で唯一G1高松宮記念が行われる。このレースは1200m戦であり直線で先行馬が止まらないので、少しでも仕掛け遅れると実力馬でも負けることがある。スピードを上げながらコーナーを曲がるのは難しいけど仕掛け遅れるよりはマシ。GR2000は内外の不利が無い事を利用して大外から仕掛けるのが良い。また、この競馬場は左回りという特徴がある。左回りで直線に坂が無い中山競馬場という所。

札幌競馬場 坂無し 直線266m
函館競馬場 坂無し 直線262m
新潟競馬場 坂無し 直線427m
福島競馬場 坂無し 直線271m
小倉競馬場 坂無し 直線293m
 新潟競馬場以外は平坦な小回りコース。平坦小回りコースの特徴として仕掛け遅れると取り返し難いというものがある。函館競馬場は直線が250m程しかないので直線の長い競馬場と同じような感覚でレースを進めると確実に仕掛け遅れる。新潟競馬場は直線が東京についで長い。ただし、直線の坂は無い。この5場の中で唯一、札幌競馬場でG2札幌記念がある。賞金を相当稼ぎまくらない限り斤量60kgを超えずに出走できるレースである。

*.国内地方
盛岡競馬場 坂無し
 G1マイルCS南部杯
旭川競馬場 坂無し
 G2ブリーダーズGC
浦和競馬場 坂無し
 G2浦和記念
船橋競馬場 坂無し
 G2ダイオライト記念
大井競馬場 坂無し
 G1帝王賞
 G1東京大賞典
川崎競馬場 坂無し
 G1川崎記念
 G2全日本3歳優駿
名古屋競馬場 坂無し
 G2東海菊花賞
 地方競馬場は上に挙げたレースのみが行われる。ダート専用馬を所持した場合、意外と行く機会が多い。比較的大きく直線の長いのが大井競馬場であるが、その他は小回りで直線に坂が無い。盛岡競馬場にある直線の坂は坂適性には関係ないと思われる(不確定、少なくとも坂系タイトルには影響なし)。直線が短いという点にのみ注意すればいいのだが、ダートG1が多いという事でタイトルがかかったときに登場するSPホースを戦わなければならない事が多い。特に『ALL ROUNDER』のタケシバオーは1対1でマークして良い。他に注意するのはアブクマポーロの早仕掛けである。なぜかハンデ以上の強さを発揮するアブクマポーロ。平坦な競馬場のためアブクマポーロは早仕掛けでも直線止まらないので、こちらに確実に勝てる実力が無いなら一応ブロックするなどしておこう。

*.アメリカ
チャーチルダウンズ競馬場 坂無し
 G1ケンタッキーダービー
 G1ブリーダーズカップターフ、マイル、クラシック
ピムリコ競馬場 坂無し
 G1プリークネスS
ベルモント競馬場 坂無し
 G1ベルモントS
アーリントン競馬場 坂無し
 G1アーリントンミリオン
ハリウッドパーク 坂無し
 G1ハリウッドゴールドC
 アメリカの競馬場では以上のレースのみが行われる。そのほとんどがダートのなのでダート向きの馬が行くことが多い。BC以外で唯一の芝レースであるアーリントンミリオン(芝2000)は海外芝レースの中では比較的勝ちやすいレース。ターフハンデが65-66あればなんとかなる事がある。もう1つアメリカ競馬場のレースの特徴としてハイペースになりやすいという事がある。特にダート競馬で顕著であり約7割ハイペース、約2割9分平均ペース、約1分がスローペースといった所。であるので先行馬にとって非常に厳しく、差し馬にとっては実力以上の結果が残せる有利な展開になる。これは脚質系タイトルの位置取りしやすさにも影響し、逃げ、大逃げは直線の短さ(残り600m〜直線入り口までの長さ)を利用してそこへ位置取るか、もしくは思い切って勝ちを優先した方が良い。また、比較的直線が長いのはベルモントパークでその他はどれもアメリカらしくない小回りの競馬場、そしてどの競馬場も直線に坂は無い。

*.欧州他
沙田(シャティン)競馬場 坂無し
 G1香港カップ
 G2香港マイル、香港ヴァーズ
ナドアルシバ競馬場 坂無し
 G1ドバイWC
エプソム競馬場 坂無し
 G1英ダービー、英オークス
アスコット競馬場 坂無し
 G1キングジョージ&クイーンエリザベスDS
ニューマーケット競馬場 坂無し
 G1英1000ギニー、英2000ギニー
ロンシャン競馬場 坂無し
 G1凱旋門賞、アベイユドロンシャン賞、イスパーン賞、ムーランドロンシャン賞
ドーヴィル競馬場 坂無し
 G1ジャックルマロワ賞、モーリスドギース賞
サンクルー競馬場 坂無し
 G1サンクルー大賞
 欧州と香港、ドバイの競馬場では以上のレースのみが行われる。ドバイWC(ダート2000)以外はすべて芝のレース。ドーヴィル競馬場とニューマーケット競馬場のレースとアベイユドロンシャン賞は直線のみであり位置取りの誤魔化しは効かない。その分、後続をブロックしやすい利点もある。どの競馬場も直線に坂はない。ペース的にはドバイWCがアメリカレース並にハイペースになる他は日本と同じくハイペース〜スローペースまでばらばらである。若干、香港(沙田)はスローになりやすい傾向がある。アメリカと違い競馬場が大きく直線が長いので、短距離以外は仕掛け直線に入ってからでも間に合う。3〜4コーナーでは他馬の動きに注意し、場合によっては実力馬をブロックできる位置取り又は内へ包み込めるように移動しよう。

*注1.脚質系タイトルの位置取り調整
 『変幻自在』、『音速の逃亡者』〜『怒涛の追い込み』までのタイトルの事。直線に入ったときに位置取りでカウントされ、ある一定の割合で同じ位置取りならタイトルが付く。特に『正攻法』、『脅威の粘り』『音速の逃亡者』『変幻自在』は繁殖入りの時に加速+の効果があるのでこれを取る事は重要である。しかし、実際のレースはペースやコンディションが絡み、常に取りたいタイトルに見合う位置取りをする事は不可能に近い。しかし、残り600mを過ぎれば接触しない限りコンディションが悪化しないのでこれを利用して位置取りを調整するという方法がある。そのレースの位置取りは直線に向いた時にカウントされるので、残り600mの標識から直線入り口までの距離が長いほど調整しやすく、逆に直線に600mの標識がある競馬場では誤魔化しが効かない。(以上は、コンディション青を維持する場合であり、コンディション緑まで許容範囲にするならば極端なケースを除いて調整が容易である)


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