■夏巡業を怪我を理由に欠席しながら母国でサッカーをやっていたため、2場所出場停止の処分をくらう。

処分だけを見れば、私は厳しい(重い)と思う。
場所に出場させないということは相撲を取らせない、つまりお前はいらないという判断である。朝青龍自身がいままで努力してきたものが全否定されたと思うのも無理は無い。また、今回の問題は朝青龍自身の問題で別に他人に直接危害を加えたわけではない。そういう意味では記者に怪我を負わせながら3日間の出場停止ですんだ露鵬と比べると厳しい処分となる。

しかし、それだけで判断できないのは朝青龍が横綱である点だ。横綱は大相撲界の象徴であり、不謹慎な行為は大相撲自体の価値を低下させてしまうため、横綱の責任はいちいちにおいて重い。今回、朝青龍に対する処分が2場所出場停止にまで及んだのはこの点があるんだろう。

ただ、日本相撲協会にやや反朝青龍、反外国人力士の空気は感じられる。小錦が横綱になれなかったあたりから感じている。あくまで俺自身の感じ方(推測)だけども。そのために処分が重くなったんじゃないのか?という疑問は払拭できない。だが、推測という点では朝青龍が仮病であったかどうか?というのも推測である。

そして俺が気になったのは北の湖理事長はじめ相撲協会のえらいさん方のコメントは常に『ファンが期待する、ファンが、』とファンを強調していて、どうも必要以上にアピール色が強いように見えてしまう。ファンは大切なのはわかるが、相撲が儀式という一面を持っている事を考えると、大相撲の名を汚す行為だとかそういう方面の事を最たる理由にできないものか。

俺は、夏巡業参加不許可のみで十分だと思う。
意図的な犯罪はもっともっと重罪に処すべきだと思う俺でもこう思う。
もちろん仮に仮病が本当だったとしても、これは犯罪でもなんでもないんだから、すぐに取り返せるチャンス(本場所)を与えてもいい。

俺は、朝青龍は結構好きな部類の力士ではある。もちろん直接かかわったことなどないからそう思えるのかもしれない。1相撲観戦者として朝青龍は面白い(力強くスピーディ)相撲を見せてくれている(たまに変化もあるけど)。先場所終盤は同じ横綱でも白鵬とは格が違う相撲内容であった。先場所優勝後のコメント。
 「うれしい。本当にうれしい。2場所(優勝から)離れていたし、正直言ってここまで精神的に疲れていた。(横綱対決は)1つの夢だったから達成できて良かった。きょうは“これが横綱なんだ”という気持ちで取った」

場所前から白鵬や琴光喜がもてはやされ朝青龍は悪役にされ、場所中はいままでにない重圧があった。その重圧から開放されて少しハメをはずしすぎたのかもしれない。”これが横綱”、先場所最後の取り組みの朝青龍は本当にそうだった。

それだけに今回の『処分』が残念だ。


■タイガース
好調です。
いや、これが普通なんです。
交流戦までは打て無さ過ぎた。
今年の今岡の打撃は失敗だ。力を入れすぎないようにしたはずが、軽く当てる事のみになってしまっていた。厳しい言い方だとなんの魅力も無い選手になり下がっていた。

思い切って今岡をはずし桜井を起用しだした。関本も戻ってきた。金本は相変わらずの大黒柱、シーツは打撃は本調子ではないものの守備が優れているので最近はサードを守っている(ライトに桜井>ライトの林がファースト、ファーストのシーツがサードへ)。中日巨人中日巨人中日という異様なローテーションを大きく勝ち越して乗り切った。最大9の借金もいまや無くなった。

今のタイガースは負け越しているのが広島のみ。
現在のタイガースの+-は貯金2の状態。
広島戦はたしか7か8くらい借金があった筈…
という事は、広島以外には互角以上に戦えているという事である。

その広島と今週末にあたる。


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