第二十一期竜王戦七番勝負第七局

■挑戦者 羽生善治 名人（棋聖、王座、王将）- 渡辺明 竜王
http://live.shogi.or.jp/ryuou/

どちらが勝っても史上初の永世竜王。
羽生名人が勝てば永世称号完全制覇の永世七冠。

第一局：後手 羽生名人 勝ち
第二局：先手 羽生名人 勝ち
第三局：後手 羽生名人 勝ち
第四局：後手 渡辺竜王 勝ち
第五局：先手 渡辺竜王 勝ち
第六局：後手 渡辺竜王 勝ち
第七局：振り駒で先手羽生名人、後手渡辺竜王

羽生先生の3連勝3連敗。
過去に例の無い3連敗4連勝に挑む渡辺竜王。

第七局、今局も合い矢倉…のような形ｗ
このシリーズは本当に矢倉又はそれに近い戦形が多い。
意外にも穴熊が少なかった。
穴熊得意の渡辺竜王も羽生先生相手には通用しづらい／研究されてると思ったのかな。

午後16時：NHKの中継が始まる。
俺がぱっと見た感じでは、持ち時間で一時間多くしかも駒得で攻めている羽生先生の方が有利に見える。渡辺竜王は玉は先手より硬いものの、駒損で駒の働きに期待しなければならない状況。

解説も先手持ち、ただし… … …
藤井先生：”私はどっちもっても自信無い”
( ￣□￣)ﾌｼﾞｲｾﾝｾｲ…

途中からきた阿久津先生から勝勢とかいう言葉も出してる。
しかし羽生先生は飛車が動かないほうが調子がいいのかな。第一局～第三局まで確か3手分しか動いてなかった気がする。第七局もまだ一歩も動いて無い。

NHKの進行アナウンサーが必死に煽ってるな
一言で優勢とかいっても第四局とはだいぶ性格が違うよ。

17時過ぎ…突然先手不利に…
62金がどうも駄目だったっぽい
一手で形成ががらりと変わってしまう、本当に怖い。

18時30過ぎ
解説者の読みが当たってきたからもう終局間近なんだろう。
う～ん、羽生先生無理なのか、、、、、

19時10分過ぎ 中継サイト落ちた
棋譜中継を思わず閉じてしまった＿|￣|■
一瞬羽生先生66角からまた優勢かと思わせて24飛の大悪手、ただその後渡辺も決め切れず…今どうなってるのやら

中継ブログみたら負けてた＿|￣|■
これはショックだ…。
最終局は名勝負か迷勝負か意見の大きく分かれるところだね。
敗着はたぶん62金、ここまでは中盤をしのいで羽生先生の方が確実に優勢だった。
ここで変調。24飛はすでに一度負けになったものが逆転していた場面に出た悪手なんで、敗着といえばそうだけど広く見れば2番手。55玉、61飛という線もあるらしい。後日中継ブログでまとめがあるはずなので見よう。


3連敗から4連勝？羽生-渡辺の対戦成績から計算して3連敗後の4連勝の確率は0.何％とかそんな物だったはず。まぁ数値じゃないけどね。シリーズを通じて今日もターニングポイントになった第四局も羽生先生に勝機はあった。それを逃したのだからまぁ負けだな。第五局と第六局は渡辺竜王の圧勝。通算して4勝3敗の渡辺竜王の竜王位5連覇+初代永世竜王獲得。勝ちを見逃して負けたんだからしかたねぇや。第一局～第三局までは羽生先生の経験からくる大局観の勝ち、第四局～第七局は渡辺竜王の粘りと勢いの勝ち。


以上、今年の竜王戦七番勝負でした。


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