ジャパンカップダート’09観戦記
2009年12月6日 野球&競馬■16頭中、外国馬1頭、関東馬1頭以外全部関西馬というジャパンカップダート。
地方所属馬の参戦もなし。
そういえば最近は関西のレースに出走予定の関東馬が、だいぶ前から栗東に乗り込んできて栗東の調教施設を使ってレースに出走させるのが流行ってるらしいね。
結果
1着エスポワールシチー
2着シルクメビウス
3着ゴールデンチケット
7着ヴァーミリアン。
G1級競争9勝目がかかるヴァーミリアンは今回ひどく厳しいレースをしてしまった。
常に中団の中央で内にも外にも出せないような感じだった。
その上、最終的には外を回らざるを得ない不利。これでは勝てない。
1番人気ではなかったけど他馬のマークだけは1番人気だったのかなw
3コーナーあたりでは鞍上の手は動かず、まだ手ごたえには余裕があった気がするけど、4コーナーで前に進出できず、そこで追い上げてきた後続の馬や前から垂れてきた馬に囲まれてしまった(若干、4コーナーでアドマイヤの馬から不利を受けさせられた感じはある)。あの状況からG1を勝ち切った馬はテイエムオペラオーの有馬記念が記憶にあるが、ヴァーミリアンにそこまで抜けた力も無かった。故障が無ければ最大の敗因はこの3コーナー~4コーナーで前に行けなかった事だと思う。ヴァーミリアンは7歳という年齢からしてもキレる脚はないと思う。だから一度他の馬に抜けられると追いつくのはまず無理。作戦であったかもしれないにせよ、勝負どころで他馬に置いていかれるのはまずかった。
1着エスポワールシチー。
かわって1番人気だったエスポワールシチーは、スタート直後にティズウェイにハナを奪われるかと思いきや少しだけ加速してそのまま逃げる。そこでややハイペースか?と思ったけど、直線余裕をもったままの逃げ切り勝ち。3コーナーからの勝負どころでどの馬からも競りかけられなかったにせよ、かなり強い勝ち方だと思う。例えるなら脚質は微妙に違うけど、天皇賞春や菊花賞のビワハヤヒデ。4コーナー出口で一気に加速、他馬が直線に向いた時にはすでにそれらと差があった、というレースっぷり。充実期に入ったね。
3着ゴールデンチケット。
狙ってみたいとは言ってたけどまさか本当に馬券に絡むとは思っていなかった。
4コーナーでヴァーミリアンのさらに外を回って、直線ではメイショウトウコンの外から追い込んできた。上がり3Fは2着シルクメビウスとともに最速。しかし、次回以降そううまくいくとは限らん。
ワンダー2騎。
片方は過程の順調さを欠いた事、もう一方は前走圧勝も展開が向いたからでタイムも平凡だった。
開催地が変わって本来は逃げ先行天国のはずの1週目。
それが昨日からバンバン差しが決まる。
土曜日のあるレースには、エスポワールシチーと同様に直線に向いて差を開いた馬がいたが、その馬はゴール前で差されてしまっていた。
ジャパンカップダートはペースどうこうというレースでは無かったように思う。
1着逃げ、2着3着差し、4着5着先行。
と言う事は比較的全馬公平に実力を発揮できる状況だったという事か!?
エスポワールシチーはマイル~1800なら敵なしなのは判った。
さて2000ではどうか?そして海外でトップクラスと戦ってどうか?
勝利後のインタビューで”海外(制覇)は夢”と語る鞍上の佐藤哲。
だが無理はして欲しくない。
これでエスポワールシチーはJRA賞最優秀ダート馬の最有力候補になった。
しかし、交流G1競走はまだ暮れの『東京大賞典』が残っている。
ここでヴァーミリアンが勝てればヴァーミリアンが選ばれる可能性もある。
ダートの世界的根幹距離2000で3勝、実績はマイル2勝+JCDのエスポワールシチーを上回る。
それでもJRA主催のレースでは勝てていないので望みは少ないが。
■来週からは有馬記念までG1はお休みですw
2歳G1はJRA賞選考のため便宜的にG1になってるにすぎない(障害も)。
賞金が安いし。
有馬記念、続々と回避が決まってる。
現時点ですでにオウケンVSロジ…他にパラパラとすでに色あせたG1馬が数頭って感じ。この抜けた2頭+その他大勢となった場合、馬券的妙味も無く、かといって人気馬が多数出走というわけでも無い。もし抜けた2頭のうち片方が回避するような状況になればその傾向はさらに強まる(むしろ疲労の残るオウケンと順調で無いロジの両方が回避する可能性もある)。つまり、今年の有馬記念の収入減と入場者数減は現時点ですでに確定的である。
。
地方所属馬の参戦もなし。
そういえば最近は関西のレースに出走予定の関東馬が、だいぶ前から栗東に乗り込んできて栗東の調教施設を使ってレースに出走させるのが流行ってるらしいね。
結果
1着エスポワールシチー
2着シルクメビウス
3着ゴールデンチケット
7着ヴァーミリアン。
G1級競争9勝目がかかるヴァーミリアンは今回ひどく厳しいレースをしてしまった。
常に中団の中央で内にも外にも出せないような感じだった。
その上、最終的には外を回らざるを得ない不利。これでは勝てない。
1番人気ではなかったけど他馬のマークだけは1番人気だったのかなw
3コーナーあたりでは鞍上の手は動かず、まだ手ごたえには余裕があった気がするけど、4コーナーで前に進出できず、そこで追い上げてきた後続の馬や前から垂れてきた馬に囲まれてしまった(若干、4コーナーでアドマイヤの馬から不利を受けさせられた感じはある)。あの状況からG1を勝ち切った馬はテイエムオペラオーの有馬記念が記憶にあるが、ヴァーミリアンにそこまで抜けた力も無かった。故障が無ければ最大の敗因はこの3コーナー~4コーナーで前に行けなかった事だと思う。ヴァーミリアンは7歳という年齢からしてもキレる脚はないと思う。だから一度他の馬に抜けられると追いつくのはまず無理。作戦であったかもしれないにせよ、勝負どころで他馬に置いていかれるのはまずかった。
1着エスポワールシチー。
かわって1番人気だったエスポワールシチーは、スタート直後にティズウェイにハナを奪われるかと思いきや少しだけ加速してそのまま逃げる。そこでややハイペースか?と思ったけど、直線余裕をもったままの逃げ切り勝ち。3コーナーからの勝負どころでどの馬からも競りかけられなかったにせよ、かなり強い勝ち方だと思う。例えるなら脚質は微妙に違うけど、天皇賞春や菊花賞のビワハヤヒデ。4コーナー出口で一気に加速、他馬が直線に向いた時にはすでにそれらと差があった、というレースっぷり。充実期に入ったね。
3着ゴールデンチケット。
狙ってみたいとは言ってたけどまさか本当に馬券に絡むとは思っていなかった。
4コーナーでヴァーミリアンのさらに外を回って、直線ではメイショウトウコンの外から追い込んできた。上がり3Fは2着シルクメビウスとともに最速。しかし、次回以降そううまくいくとは限らん。
ワンダー2騎。
片方は過程の順調さを欠いた事、もう一方は前走圧勝も展開が向いたからでタイムも平凡だった。
開催地が変わって本来は逃げ先行天国のはずの1週目。
それが昨日からバンバン差しが決まる。
土曜日のあるレースには、エスポワールシチーと同様に直線に向いて差を開いた馬がいたが、その馬はゴール前で差されてしまっていた。
ジャパンカップダートはペースどうこうというレースでは無かったように思う。
1着逃げ、2着3着差し、4着5着先行。
と言う事は比較的全馬公平に実力を発揮できる状況だったという事か!?
エスポワールシチーはマイル~1800なら敵なしなのは判った。
さて2000ではどうか?そして海外でトップクラスと戦ってどうか?
勝利後のインタビューで”海外(制覇)は夢”と語る鞍上の佐藤哲。
だが無理はして欲しくない。
これでエスポワールシチーはJRA賞最優秀ダート馬の最有力候補になった。
しかし、交流G1競走はまだ暮れの『東京大賞典』が残っている。
ここでヴァーミリアンが勝てればヴァーミリアンが選ばれる可能性もある。
ダートの世界的根幹距離2000で3勝、実績はマイル2勝+JCDのエスポワールシチーを上回る。
それでもJRA主催のレースでは勝てていないので望みは少ないが。
■来週からは有馬記念までG1はお休みですw
2歳G1はJRA賞選考のため便宜的にG1になってるにすぎない(障害も)。
賞金が安いし。
有馬記念、続々と回避が決まってる。
現時点ですでにオウケンVSロジ…他にパラパラとすでに色あせたG1馬が数頭って感じ。この抜けた2頭+その他大勢となった場合、馬券的妙味も無く、かといって人気馬が多数出走というわけでも無い。もし抜けた2頭のうち片方が回避するような状況になればその傾向はさらに強まる(むしろ疲労の残るオウケンと順調で無いロジの両方が回避する可能性もある)。つまり、今年の有馬記念の収入減と入場者数減は現時点ですでに確定的である。
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