香港国際競争惨敗につき
2009年12月13日 野球&競馬 コメント (7)■香港国際競争惨敗につき、世界に対する相対的な日本の競争レベルの低下が著しい事が確定。今年の香港国際競争に出走した日本馬はG1馬が2頭含まれている。今年のスプリントG1を連勝したローレルゲレイロと記憶に新しいエリザベス女王杯を逃げ切ったクィーンスプマンテ。日本のトップクラスが二ケタ着順に惨敗している(いずれも逃げて大敗)。
http://jra.jp/news/200912/121307.html
以前から言われてはいたけどね。
ウオッカがダービーを勝ったりした辺りはまだそういう雰囲気は感じて無かった。ただ、そのウオッカが古馬混合G1をいくつも取るにつれて、あるいはダイワスカーレットが有馬記念を完勝した事などからも牡馬勢の層の薄さを感じざるを得ない。さらに高齢の8歳馬(旧表記だと9歳だよ!)カンパニーに秋のG1主役の座を持っていかれている事実。ウオッカは確かに強い。でも、ウオッカのライバルは?
かつてヒシアマゾンやエアグルーヴという女傑と呼ばれる牝馬がいた。ウオッカやダイワスカーレットはこれらに比べ実績で遥かに勝る。だたし、前者2頭より後者2頭の方に実績の差ほど強さの差を感じるか?もちろん時代が進めばスピートその他は進化してるから、その時代時代の他の馬との相対評価でという事になってくるんだがね。
今年の4歳世代牡馬はオウケンブルースリがまだ現役ではあるものの、もしこの馬が古馬G1を勝てなかったら世代全滅(古馬G1レース0勝)の危機も可能性として高くなってくる。さりとてそれに続く今年の3歳世代はどうかと言うと、牝馬のレベルはレッドディザイアやブエナビスタを考えると平均以上に高いと思う。ただし、牡馬は…ロジユニヴァースが有馬を回避してしまって存在感を示せなかった他しぼみ気味、ダートで期待馬(それも小さい期待だけど)がいる程度。せめてリーチザクラウンが有馬記念を取れればと願うけど、簡単に取れてしまうとそれはまたまわりの他の馬のレベルが低いのでは?という疑問が出てくる矛盾状態。それはトップホースだけの比較で、世代全体の比較ではないのでは?という疑問があろうとは思う。しかし、世代全体から選ばれた馬がトップホースになっているわけだから完璧に正確ではないにせよ、トップホースの比較は世代全体の比較につながると思う。
確かにJC&JCダートでは海外勢を全く寄せ付けなかった。
ただしこれも日本の馬場で、北米や欧州はすでにシーズンオフに入るような時期であり、相手の体調も万全だったとは考え難い。それで本当に競馬のレベルが世界に追い付いているのか?という所での今回の香港国際競争の結果。香港に限らず最近あまり海外遠征でいい話は聞かない。
■2009年現時点でのリーディングサイアーTOP10を見てみよう。
1位マンハッタンカフェ 約24.4億
2位ダンスインザダーク 約21.8億
3位アグネスタキオン 約21.3億
4位シンボリクリスエス 約20.8億
5位クロフネ 約19.7億
6位スペシャルウィーク 約19.7億
7位フジキセキ 約18.7億
8位タニノギムレット 約15.7億
9位サクラバクシンオー 約15.3億
10位キングカメハメハ 約14.5億
まず目につくのが外国直輸入種牡馬がいない事(マル外は3頭)。10年前…あのエルコンドルパサー4歳時のサイアーランキングでは、サンデー、トニー、ブライアンズの御三家に加えジェイドロバリー、コマンダーインチーフ、ヘクタープロテクター、ノーザンテースト、ダンシングブレーヴ、アフリート…となんと10頭中9頭が外国でレースを走った馬(唯一の内国産はサクラユタカオー)。時代の移り変わりがいかに早いか、10年でサイアーランキングががらっと変わっている。ちなみに当時のサンデーの総獲得賞金は約52.3億です。いかに圧倒的だったか…というのは別の話なのでおいておいて、、、
確かに10年前、あの時代は外国から種牡馬をたくさん輸入して日本の競馬レベルを上げるのに貢献した。今度はその時生まれた内国産馬を元に競馬レベルを維持向上しなければならない。それが上手くいっていないのではないか?と、ちと思ってしまうこの頃です。
■話は変わって、残念な事に来年からWSJSが東京開催になってしまうみたいですね。これまではずっと12月の阪神恒例行事だったWSJS。関西のファンには残念に思う人が少なくないと思う。JRA発表の開催地変更の理由は”ジャパンカップを盛り上げるため”との事。それでは、阪神開催のジャパンカップダートは廃れてもいいのか?という疑問が浮かぶ。WSJSは秋のG1シリーズのジャパンカップが終わって一息つく時の一種の清涼剤というか、まだまだ年末に向けて競馬が盛り上がりますよって雰囲気を出してくれるものだと思っていたが…。ジャパンカップを盛り上げたいならジャパンカップダートを同日東京開催に戻すのが筋ではないかと思う(ダート1800なんて違和感あり過ぎるんだよ)。どうせなら安田記念とマイルCSの開催時期を入れ替えて、安田記念もジャパンカップと同日開催、さらには2歳G1も同日開催にすべきだと思うね。
ジャパンカップウィークと称して、
第10R:ジャパンカップ芝2400
第9R:ジャパンカップダートD2100or2000
第8R:安田記念芝1600
第7&第6R:2歳G1芝1600☓2
開催時期を天皇賞秋と入れ替えたいけど、そうするとアメリカBCとかぶるしな~と。AW導入でもアメリカに遅れた。日本の公的な機関って何もかもビジョン無しの後手後手だよな。
■(;´Д`)ハァハァ
書くの疲れた…考察~書き込みまで2時間以上。
そのわりに下手な文章ですいません(毎度かw
ちょっと今日は落ち込む事があったので、こういうので気分を紛らわせてみました。
。
http://jra.jp/news/200912/121307.html
以前から言われてはいたけどね。
ウオッカがダービーを勝ったりした辺りはまだそういう雰囲気は感じて無かった。ただ、そのウオッカが古馬混合G1をいくつも取るにつれて、あるいはダイワスカーレットが有馬記念を完勝した事などからも牡馬勢の層の薄さを感じざるを得ない。さらに高齢の8歳馬(旧表記だと9歳だよ!)カンパニーに秋のG1主役の座を持っていかれている事実。ウオッカは確かに強い。でも、ウオッカのライバルは?
かつてヒシアマゾンやエアグルーヴという女傑と呼ばれる牝馬がいた。ウオッカやダイワスカーレットはこれらに比べ実績で遥かに勝る。だたし、前者2頭より後者2頭の方に実績の差ほど強さの差を感じるか?もちろん時代が進めばスピートその他は進化してるから、その時代時代の他の馬との相対評価でという事になってくるんだがね。
今年の4歳世代牡馬はオウケンブルースリがまだ現役ではあるものの、もしこの馬が古馬G1を勝てなかったら世代全滅(古馬G1レース0勝)の危機も可能性として高くなってくる。さりとてそれに続く今年の3歳世代はどうかと言うと、牝馬のレベルはレッドディザイアやブエナビスタを考えると平均以上に高いと思う。ただし、牡馬は…ロジユニヴァースが有馬を回避してしまって存在感を示せなかった他しぼみ気味、ダートで期待馬(それも小さい期待だけど)がいる程度。せめてリーチザクラウンが有馬記念を取れればと願うけど、簡単に取れてしまうとそれはまたまわりの他の馬のレベルが低いのでは?という疑問が出てくる矛盾状態。それはトップホースだけの比較で、世代全体の比較ではないのでは?という疑問があろうとは思う。しかし、世代全体から選ばれた馬がトップホースになっているわけだから完璧に正確ではないにせよ、トップホースの比較は世代全体の比較につながると思う。
確かにJC&JCダートでは海外勢を全く寄せ付けなかった。
ただしこれも日本の馬場で、北米や欧州はすでにシーズンオフに入るような時期であり、相手の体調も万全だったとは考え難い。それで本当に競馬のレベルが世界に追い付いているのか?という所での今回の香港国際競争の結果。香港に限らず最近あまり海外遠征でいい話は聞かない。
■2009年現時点でのリーディングサイアーTOP10を見てみよう。
1位マンハッタンカフェ 約24.4億
2位ダンスインザダーク 約21.8億
3位アグネスタキオン 約21.3億
4位シンボリクリスエス 約20.8億
5位クロフネ 約19.7億
6位スペシャルウィーク 約19.7億
7位フジキセキ 約18.7億
8位タニノギムレット 約15.7億
9位サクラバクシンオー 約15.3億
10位キングカメハメハ 約14.5億
まず目につくのが外国直輸入種牡馬がいない事(マル外は3頭)。10年前…あのエルコンドルパサー4歳時のサイアーランキングでは、サンデー、トニー、ブライアンズの御三家に加えジェイドロバリー、コマンダーインチーフ、ヘクタープロテクター、ノーザンテースト、ダンシングブレーヴ、アフリート…となんと10頭中9頭が外国でレースを走った馬(唯一の内国産はサクラユタカオー)。時代の移り変わりがいかに早いか、10年でサイアーランキングががらっと変わっている。ちなみに当時のサンデーの総獲得賞金は約52.3億です。いかに圧倒的だったか…というのは別の話なのでおいておいて、、、
確かに10年前、あの時代は外国から種牡馬をたくさん輸入して日本の競馬レベルを上げるのに貢献した。今度はその時生まれた内国産馬を元に競馬レベルを維持向上しなければならない。それが上手くいっていないのではないか?と、ちと思ってしまうこの頃です。
■話は変わって、残念な事に来年からWSJSが東京開催になってしまうみたいですね。これまではずっと12月の阪神恒例行事だったWSJS。関西のファンには残念に思う人が少なくないと思う。JRA発表の開催地変更の理由は”ジャパンカップを盛り上げるため”との事。それでは、阪神開催のジャパンカップダートは廃れてもいいのか?という疑問が浮かぶ。WSJSは秋のG1シリーズのジャパンカップが終わって一息つく時の一種の清涼剤というか、まだまだ年末に向けて競馬が盛り上がりますよって雰囲気を出してくれるものだと思っていたが…。ジャパンカップを盛り上げたいならジャパンカップダートを同日東京開催に戻すのが筋ではないかと思う(ダート1800なんて違和感あり過ぎるんだよ)。どうせなら安田記念とマイルCSの開催時期を入れ替えて、安田記念もジャパンカップと同日開催、さらには2歳G1も同日開催にすべきだと思うね。
ジャパンカップウィークと称して、
第10R:ジャパンカップ芝2400
第9R:ジャパンカップダートD2100or2000
第8R:安田記念芝1600
第7&第6R:2歳G1芝1600☓2
開催時期を天皇賞秋と入れ替えたいけど、そうするとアメリカBCとかぶるしな~と。AW導入でもアメリカに遅れた。日本の公的な機関って何もかもビジョン無しの後手後手だよな。
■(;´Д`)ハァハァ
書くの疲れた…考察~書き込みまで2時間以上。
そのわりに下手な文章ですいません(毎度かw
ちょっと今日は落ち込む事があったので、こういうので気分を紛らわせてみました。
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コメント
WSJSって来年だけ(ジャパンCが30回だから)府中でやるとおもってたんですけど、ずっとなんですか・・・。(すいません、裏とってないです。)
代わりにジョッキーマスターズとか、去年のオグリギャップ、今年のトウカイテイオー来場みたいなのが、代わりに関西であると良いですね。
確かにここ数年はレベルがダウン・・・ってより停滞しちゃってるのかもしれないですね。
それだけSSが偉大だったと言うべきか。
生産だけでなく、騎手のレベルって言う面ではどうなんですかねぇ。
自分は、本格的に競馬を見はじめて10年もたってない若輩なので、騎手の腕がどうかはわからないのですが。
馬産、育成、騎手、全てが底上げされないと、世界で戦うには難しいのかなぁっとも思います。
復帰せんのかのお?
操船ランクあがるぽいよー
ああ~そうか~私はその点を見逃してました。
来年だけだったかもしれない(むしろその可能性が高い)ですね。
確かに日本競馬界の底上げは関係者全体の問題だと思います。
これを考えると、こんな所じゃ書ききれないですわ…
騎手のレベルはどうかな…海外から短期免許で乗りに来るジョッキーはトップジョッキーだから上手くて勝てて当然(馬もいいの回ってるだろうし)だと思います。そういう勝率や連対率という意味ではなくて、勝負する、勝ちにこだわるという意味なら最近のジョッキーはつまらないと思います。一番いい例がジャパンカップの内田博。絶対本命じゃないのに大外回る??つつまれるのを恐れず内突けよ内…それこそ某馬主に”なんでもかんでもディープと同じ乗り方してたんじゃ”とか言われそう。
ここんところルメールとかスミヨンとか揃って騎乗停止になってますが、やっぱり勝負してるからというのもあると思うんですよね。
僕はVolareさんとは逆で、ここ最近の競馬の方が疎いんで何かとアドバイスやご指摘いただけたら嬉しいですw
>>きぃやん殿
インタビュー記事に専門スキルは全部上がるって書いてありましたね。と言うと事から船大工は16まで鍛えられるようになるのかな。ん~ちょっとリアルで年末に向けての時期に失敗があって(馬券では無いよ?w)、今復帰はできんのよね。年度末までにはなんとかしたいです、ハイ。
>>天花寺殿
現時点の話、拡張パックの海域にいけなきゃそのキャンペーンでinしても意味無くね?wどうせお金払うなら一気にフル拡張したいです。という話をしようとメッセを上げてはや3日…。