■もはや将棋というジャンルを作った方が良いのではなかろうかと思いつつも、年間そんなに記事をあげてるような気がしないので『他のゲーム』ジャンルで継続。

将棋のTV対局であるNHK杯と銀河戦は開幕~決勝戦までを約半年ずれて行われている。先日放送のNHK杯が羽生先生の8回目の優勝で終わり、こんどは銀河戦が終盤戦を迎える番。ここで本戦トーナメントの各ブロックの状況を整理し、今後を予想してみよう。(各ブロックで最多連勝者と最終勝ち抜き者が決勝トーナメントに残れる)。ちなみにNHK杯と銀河戦、どちらが上位棋戦かというと難しい問題だが、歴史は圧倒的にNHK杯なんだけど、連盟サイトの棋戦情報を見ると銀河戦の方が上にリンクがある。という事は契約料は銀河戦の方が上回っている可能性も。

http://www.shogi.or.jp/kisen/index.html
http://www.shogi.or.jp/kisen/ginga/18/tournament/index.html

Aブロック
 最多連勝者は櫛田六段にほぼ決まりのようなんだけど…可能性を残している小林六段はかつて準優勝をした事もあって銀河戦に強い。そして勝ち抜いた場合にあたる上位の対戦相手をみると渡辺竜王以外には勝つ可能性は十分ある。その渡辺竜王と戦うという事は最多連勝者となっているという事なので、小林六段はここで負けても決勝トーナメント進出が確定している。最多連勝者=最終勝ち抜き者の場合は、次点連勝者が決勝に出られるので微妙なブロック決勝戦になる可能性がある。

Bブロック
 最多連勝は2の混戦ブロック。現在2連勝かつ決勝トーナメント進出の権利をもっている中田七段が連勝を3に伸ばせばそれが確定になる可能性が高い。最終勝ち残り者は郷田-井上のどちらかだと思う。

Cブロック
 ここもBブロックと似たような感じで混戦。Bブロックの中田七段の立場に居るのが小倉七段。このまま連勝を3に伸ばせば決勝トーナメント進出がかなり有望。それだけ上位に今信頼の置ける棋士が居ないという事でもある。

Dブロック
 ここはまた別の意味で混戦。上位に控える広瀬五段以降実力者がずらりとそろっている。だれが最終勝ち残り者になってもおかしくない。現在、最多連勝者での権利のある上野五段は微妙な立場にある。上位に実力者がそろっているという事はこれ以上連勝を伸ばすのが難しいという事ではあるが、そこで勝ち抜いた人がさらに連勝を伸ばすというのもまた難しいという事でもある。

Eブロック
 ここは最多連勝者が現在権利を持っている中村四段か中田八段。最終勝ち抜き者は谷川-丸山のどちらか。うん、まぁ間に挟まってる人の関連からかな。

Fブロック
 注目はなんといっても4連勝(もう負けたけど)で権利を持っている神吉六段が決勝トーナメントに出られるかどうか。現在の勝ち抜き者は勝又六段で2連勝中。この勝又六段があと2連勝してしまうと神吉六段の進出が無くなる。その相手は、長沼、神谷…うむ微妙。最終勝ち抜き者は高橋-久保のどちらかで間違いは無い。この二人と他では差がある。

Gブロック
 ここの注目は糸谷五段かな。でもこの棋士はポカがあるから実力あってもなかなか信頼はおきにくい。特に次の真田七段は若手キラーのにおいがするんだが…。最終勝ち抜き者はこれまた最後で控える三浦-深浦の(因縁)対決の結果だと思うw

Hブロック
 最終Hブロックの最終勝ち抜き者は羽生先生でほぼ確定。鈴木八段は順位戦A級だった事もあるし実力あるんだろうけど、最近ちょっと今一。最多連勝者は混戦模様。現在は伊奈六段が権利を持っているけど2連勝なんですぐに権利が移動してしまう。願望としては今勝ち残ってる福崎九段かな。万が一、決勝までいって羽生先生と対局する事になったら王座VS前王座。


やっぱり決勝トーナメントは面白い対局が見たいんだよなぁ。
銀河戦ならではという対局も見たい。
櫛田、神吉、福崎、、、期待してます。


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