■総括タイガース’10

[投手]
 岩田(開幕を待たずに故障、最後まで登板無し)
 能見(シーズン開幕しすぐに故障、復帰後9月月間MVP)
 安藤(最後まで不調そして2軍へ)
 下柳(序盤はそれなりだったが、夏場から大きくくずれた)
 久保(シーズン通して十分な活躍、一時ハーラートップに並ぶ)
 西村(序盤は好調も、研究されてから一気に打たれ始める)
 渡辺(2勝 2敗 0S 防御率2.65、中継ぎとしてはまずます)
 福原(1軍に上がってから好救援もあったが、基本的には打たれてた)
 秋山(ルーキーでシーズン後半より登場、最初は良かったがやはり打たれる)
 久保田(ランナーを出しても抑えてきたのが抑えられなくなって失点試合続出)
 藤川(精神的に弱いのか肝心な試合でセーブ失敗続出)
 スタンリッジ(最終的に11勝)
 メッセンジャー(最終的に5勝6敗、ものたりない)

 投手陣はこんな所。去年、シーズンが終わってから危惧した能見。投球面では十分な内容だが、故障してしまっては何もならないね。で、来年ちょっと心配なのが秋山。ルーキーながら後半より登場し、7試合 4勝 3敗 0S 防御率3.35と十分な成績ではあるが、やはりシーズン通して活躍したことが無い(ルーキーだからあたりまえ)。そして当然来年は他球団に研究される。それをはねかえしてまた活躍できるかどうか…今年のシーズンオフの練習にかかっている。

 先発候補はそこそこいるんだが、今年崩壊気味だった中継ぎ。そしてそのしわ寄せが来た抑え。とりあえず第一の補強は中継ぎだと思う。補強してもなお抑えの藤川なり久保田なりが打たれるなら、その時は彼らが衰えたという証拠である。


[野手]
 城島(144試合 率.303 91打点 28本、ホークスに居た時ほど迫力なかったが十分)
 鳥谷(144試合 率.301 104打点 19本、自身初三割、ショートでは十分)
 関本(出番がすくなかったのが残念、でも代打で一番期待できた)
 平野(139試合 率.350 24打点 1本、打撃は十分過ぎるが、守りに不安)
 新井(144試合 率.311 112打点 19本、ホームラン少ないがほかは十分)
 ブラゼル(143試合 率.296 117打点 47本、十分)
 金本(144試合 率.241 45打点 16本、全ての面で衰えた)
 藤川(124試合 率.255 10打点 1本、ルーキーでももう少し何かが欲しい)
 マートン(144試合 率.349 91打点 17本、すでに第一外国人の座)
 桧山(いつのまにか完全に代打専門になってるw)
 林、浅井、桜井(打ったり打たなかったりいまいちレギュラーになれない組)
 
 全体的には打撃が非常に好調だった野手陣。しかし、やっぱり金本の不調とその不調から来る精神的な不調?でここ一番の試合ではことごとく打てず守れずで負けてしまってた。金本に変わる新たな精神的支柱が欲しい。それが補強の第一ポイント。順調にいけば来年開幕オーダーから金本は外れそう。むしろ星野楽天に引っ張っていかれる可能性もあったりなかったり…。マートン&ブラゼルという近年まれに見る良外国人コンビ。これだけの成績を残した今年、それでも不調な期間はあったけどそれがそんなに長引かなかった。すぐに修正した(特にマートン)。怪我さえなければ来年も活躍できると思う。


私が選ぶ2010タイガースMVP
 投手:久保
 野手:マートン

私が選ぶ2010セリーグMVP
 中日:和田
投手を含めた守りのチームという印象がある中日でどちらかというと影の部分である打線を引っ張った。夏場前までリーディングヒッター。そして対戦相手として見ててすごく怖い選手だった。

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