■神戸新聞杯’11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110920-00000183-sph-horse

 今年の神戸新聞杯は結構注目のレースである。同じく菊花賞のトライアルレースであるセントライト記念で素質馬が順調に上位に来たのを受けての神戸新聞杯の出走予定馬は、クラシック二冠馬オルフェーヴルにダービー2着馬ウインバリアシオン。この2つのレースだけで完全に菊花賞の有力馬が出揃った感じになる。

 日本ダービーで1着2着だったこの両馬。アドレス先の記事によるとダービーでは”馬体を併せるまでは行ったが、最後に突き放される完敗”とある。しかし、俺はこれとは違った見方をしていて、ダービー直後の記事にも書いたのであるが”直線瞬発力良く先に抜け出したオルフェーブルが差を広げた後はおいつかれもせず離されもせずの競馬であった”と見ている。つまり、着差はあったけど能力面で特にスタミナ面では差が無いのでは?と思っている。

 で、夏を越したあと距離がさらに伸びる菊花賞だ。このダービー1着2着の両馬の力関係がどう変わったか?あるいは変わってないか。25日の神戸新聞杯でウインバリアシオンがオルフェーヴルに詰め寄るようなら、菊花賞で逆転もあるかもしれないと見ている。逆に、ウインバリアシオンが道中とくに不利も無いにもかかわらず差をつけられて負けるようなら、勝負付けは済んだと見る。この場合、菊花賞でオルフェーヴルの相手になるのは、血統的魅力のあるセントライト記念勝ちのフェイトフルウォー。ってかこの2頭血統構成はほぼ同じだし、神戸新聞杯でよほどのことがない限り菊花賞では1番人気2番人気になるでしょ。

 というところで、かなり注目度の高い神戸新聞杯。やっぱり競馬は実績のある主役がいると盛り上がるね。凱旋門賞はビクトワールピサが回避してしまって興味半減であるし、この秋の楽しみはオルフェーヴルとスマートファルコンだわ。芝の古馬勢にはちょっと主役が見当たらなくてつまらない。帝王賞を圧勝したスマートファルコンは23日に船橋競馬場(http://www.f-keiba.com/)の日本テレビ盃に出走し、その後はおそらくJCダートかと思われます。さらにその後順調なら来年のドバイWCへ。


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