マイルCS南部杯’11
2011年10月10日 野球&競馬■マイルCS南部杯’11
(JRA公式サイト 出馬表)
http://jra.jp/keiba/thisweek/2011/1010_1/syutsuba.html
(JRA公式サイト 映像)
http://jra.jp/JRADB/asx/2011/05/201104050311h.asx
1着トランセンド
2着ダノンカモン 頭
3着シルクフォーチュン 1/2
4着エスポワールシチー 1-1/2
今年は盛岡競馬場ではなく東京競馬場で行われるマイルCS南部杯。
左回りで直線に坂があるという点では盛岡競馬場と東京競馬場は似ていて、異なるのは東京ダート1600はスタート地点から100mほど芝を走る事と直線が150mほど長い事。そしてこの2つの異なる点が、この日のこのレースに影響を与える事になった。
1番人気はドバイワールドカップ(2着)以来の出走になるトランセンド、この馬ドバイの印象が強く忘れ去られてそうであるが今年のフェブラリーSと昨年のJCダートを勝っている中央競馬のダート王1.6倍。2番人気はかつてトランセンドのそれぞれ1年前にフェブラリーSとJCダートを”圧勝”したエスポワールシチー6.4倍。3番人気は重賞勝ちはないものの、直近の10戦で4勝2着4回4着2回と安定しているダノンカモン8.8倍。単勝オッズはトランセンドのほぼ一本かぶりといってよい。JDDを2着し、レパードS(G3)を勝ったボレアスは意外に人気無く16.9倍。
スタートは好スタートをボレアスが切る。そのまま先行させるかと思いきやだんだんさがり中団やや後方の位置取り。結局先団は逃げたエスポワールシチーや逃げると思われたトランセンド、ダノンカモンといった人気馬が占める事になる。と、その瞬間後方で盛岡のロックハンドスター落馬、芝とダートの切れ目あたりとラジオ実況は伝えていた(ちなみに上のURLの映像の実況では故障か?と)。走りなれない馬場に戸惑ったかロックハンドスター、ちょうどダート馬場になるあたりに落馬した。かつて同じ盛岡の馬で、この同じコースのフェブラリーSを勝ったメイセイオペラですらスタート直後の芝に戸惑いを見せて先行するのにすこし手間取った。
注)やはりロックハンドスターは故障
続報 ロックハンドスター予後不良で安楽死
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111011-00000501-sanspo-horse
4コーナー、凄くいい脚で上がってきたと見えたのはボレアス。中団の後方から一気に先頭に並びかけるか、と思いきや直線入り口で一気に失速。何か故障かそれとも馬にとって気に入らない状況になってしまったか、鞍上の武豊騎手もなぜあの手ごたえで失速してしまったのか少し首をかしげたかもしれない。
ボレアスがあっという間に馬群に飲み込まれる間に、直線入り口から瞬発力良く2馬身ほど突き放すエスポワールシチー。先行抜け出し王者の競馬、これは間違いなくこの馬の競馬であると思った。しかし、それでも直線半ばでもうひと伸びがないのはさすがに年齢的な衰えなのだろうかね。直線残り150mほどで勝ったトランセンドやダノンカモンらに交わされてしまう。そう、直線残り150mまでは先頭だった…ということはこれが盛岡競馬場だったならと考えてしまいたくはなるものの、もしそうなら他の馬がそれに適応する競馬をした可能性が高い。
最後はダノンカモンとあわせ馬で上がってきたトランセンドがわずか前に出たところでゴールイン。エスポワールシチーを含めたこの3頭は先行勢、3着のシルクフォーチュンは後方から、一瞬だけ先頭に並びかける勢いだったボレアスは中団、このレースはいずれの位置取りにも有利不利はすくなかったようだ。
トランセンドはこの後どのレースへ向うのだろうか?スマートファルコンとの対決は非常に見てみたいが、どうも対戦はないような気がしてる。一方が地方交流重賞ならもう一方は中央重賞を走るみたいな…。
(JRA公式サイト 出馬表)
http://jra.jp/keiba/thisweek/2011/1010_1/syutsuba.html
(JRA公式サイト 映像)
http://jra.jp/JRADB/asx/2011/05/201104050311h.asx
1着トランセンド
2着ダノンカモン 頭
3着シルクフォーチュン 1/2
4着エスポワールシチー 1-1/2
今年は盛岡競馬場ではなく東京競馬場で行われるマイルCS南部杯。
左回りで直線に坂があるという点では盛岡競馬場と東京競馬場は似ていて、異なるのは東京ダート1600はスタート地点から100mほど芝を走る事と直線が150mほど長い事。そしてこの2つの異なる点が、この日のこのレースに影響を与える事になった。
1番人気はドバイワールドカップ(2着)以来の出走になるトランセンド、この馬ドバイの印象が強く忘れ去られてそうであるが今年のフェブラリーSと昨年のJCダートを勝っている中央競馬のダート王1.6倍。2番人気はかつてトランセンドのそれぞれ1年前にフェブラリーSとJCダートを”圧勝”したエスポワールシチー6.4倍。3番人気は重賞勝ちはないものの、直近の10戦で4勝2着4回4着2回と安定しているダノンカモン8.8倍。単勝オッズはトランセンドのほぼ一本かぶりといってよい。JDDを2着し、レパードS(G3)を勝ったボレアスは意外に人気無く16.9倍。
スタートは好スタートをボレアスが切る。そのまま先行させるかと思いきやだんだんさがり中団やや後方の位置取り。結局先団は逃げたエスポワールシチーや逃げると思われたトランセンド、ダノンカモンといった人気馬が占める事になる。と、その瞬間後方で盛岡のロックハンドスター落馬、芝とダートの切れ目あたりとラジオ実況は伝えていた(ちなみに上のURLの映像の実況では故障か?と)。走りなれない馬場に戸惑ったかロックハンドスター、ちょうどダート馬場になるあたりに落馬した。かつて同じ盛岡の馬で、この同じコースのフェブラリーSを勝ったメイセイオペラですらスタート直後の芝に戸惑いを見せて先行するのにすこし手間取った。
注)やはりロックハンドスターは故障
続報 ロックハンドスター予後不良で安楽死
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111011-00000501-sanspo-horse
4コーナー、凄くいい脚で上がってきたと見えたのはボレアス。中団の後方から一気に先頭に並びかけるか、と思いきや直線入り口で一気に失速。何か故障かそれとも馬にとって気に入らない状況になってしまったか、鞍上の武豊騎手もなぜあの手ごたえで失速してしまったのか少し首をかしげたかもしれない。
ボレアスがあっという間に馬群に飲み込まれる間に、直線入り口から瞬発力良く2馬身ほど突き放すエスポワールシチー。先行抜け出し王者の競馬、これは間違いなくこの馬の競馬であると思った。しかし、それでも直線半ばでもうひと伸びがないのはさすがに年齢的な衰えなのだろうかね。直線残り150mほどで勝ったトランセンドやダノンカモンらに交わされてしまう。そう、直線残り150mまでは先頭だった…ということはこれが盛岡競馬場だったならと考えてしまいたくはなるものの、もしそうなら他の馬がそれに適応する競馬をした可能性が高い。
最後はダノンカモンとあわせ馬で上がってきたトランセンドがわずか前に出たところでゴールイン。エスポワールシチーを含めたこの3頭は先行勢、3着のシルクフォーチュンは後方から、一瞬だけ先頭に並びかける勢いだったボレアスは中団、このレースはいずれの位置取りにも有利不利はすくなかったようだ。
トランセンドはこの後どのレースへ向うのだろうか?スマートファルコンとの対決は非常に見てみたいが、どうも対戦はないような気がしてる。一方が地方交流重賞ならもう一方は中央重賞を走るみたいな…。
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