■JC’11
(JRA公式サイト 出馬表)
http://jra.jp/keiba/thisweek/2011/1127_1/syutsuba.html
(JRA公式サイト 映像)
http://jra.jp/JRADB/asx/2011/05/201105050810h.asx
1着 ブエナビスタ
2着 トーセンジョーダン クビ
3着 ジャガーメイル 1-3/4
4着 トレイルブレイザー 1/2
5着 ウインバリアシオン 3/4
------------------
6着 デインドリーム (1番人気)
8着 エイシンフラッシュ (5番人気)
9着 ローズキングダム (9番人気)
13着 ヴィクトワールピサ(4番人気)
16着 ペルーサ (3番人気)
毎年恒例、日本馬対外国馬のジャパンカップ。今年はジャパンカップ史上はじめて双方が世界のチャンピオンホースを有してのレース。私は、先日の記事に書いたようにさまざまな注目点をもって見ていた。
レースのスタートで凱旋門賞馬デインドリームが少しダッシュがつかず、それを取り戻そうと鞍上が積極的に行き場を探してるようだった。しかし、その行為によって前の馬に近づく事になり1コーナーで不利を受けた模様。前を走ってる馬(オウケンブルースリか?)が煽って立ち上がり気味になり、その直後外につけていたデインドリームが少しあおられてしまった様子。一方、日本のチャンピオンホース、ドバイWC勝ちのヴィクトワールピサは最後方。私には追込にかけ脚を溜めているというより、単に追走しているだけに見えた。体調が万全じゃないのだろう。結果的にこの2頭は掲示板に入れずに負けている(前者6着、後者13着)。
という風に、いきなりメインの2頭に勝ちがなくなったなと素人目にもわかる展開で始まったレース。先行するのは外国馬ミッションアプルーヴドと2番手にトーセンジョーダン。ブエナビスタは中団やや前の内側、直後の外にローズキングダム。1000m通過は参考タイム61.8秒。
レース中盤までとくに大きな動きも無くたんたんと流れていた中、残り1000m手前あたりで、ウインバリアシオンが中団やや後方から一気に前にあがってくる。鞍上の安藤勝巳はこの馬をなんとかして勝たせようという苦心の結果、この展開かな。ほんと神戸新聞杯からここ数戦は苦労、苦心、工夫が見て取れる。安藤勝巳は今JRAのジョッキーで指折り(№1か?)の勝負師だと思うわ。
4コーナーから直線入り口は先頭外ウインバリアシオン、内ミッションアプルーヴド、直後トーセンジョーダンという態勢、ブエナビスタはその3頭を前におき、さらに外側に数頭を見る7、8番手の内側でまだ我慢。デインドリームは後方3番手、ヴィクトワールピサにいたっては最後方のまま。残り400mあたりで先にしかけてたウインバリアシオンがちょっと苦しいかなというところ、かわって内から外へ若干強引に持ち出してきたブエナビスタが上がってくる。
直線残り200mでトーセンジョーダンとブエナビスタの2頭が少し前に出て一騎討ち状態。外へ持ち出していたブエナビスタが少し前に出たところでゴール。このレースには、世界チャンピオン2騎が早々に脱落した、ウインバリアシオンが大まくりに出た、ブエナビスタが直線でうまく外へ持ち出せた、それくらいで特に目立ったかけひきめいたものは感じなかった。
1着、ブエナビスタ。
前走天皇賞(秋)の最後の失速は展開によるものだとほぼ判明。このレースは一応、ブエナビスタ鞍上岩田の好騎乗という事になるのかな?直線最後の追い方を見てると皐月賞のヴィクトワールピサを思い出してならない。1レースにかける気迫は伝わってくるしそういう意味で岩田は勝負師として十分なんだろうけど、その代償として馬に対する負担がかなり大きくなってると思う。短期免許の外国人ジョッキーに似たところあるね。有馬記念は最後の最後でふんばりがきくかどうかちょっと心配である。
2着、トーセンジョーダン。
終始先行し、途中のウインバリアシオンの仕掛けにも煽られる事無く自分のレースを貫いた様子。天皇賞(秋)とは全く違うペースのレースだけど上手く流れに乗れてたね。そして、、、俺の脳内理論(前項参照)が間違ってない事が証明されたw。
3着、ジャガーメイル。
展開に恵まれた面が少しみうけられた。それは4コーナー~直線入り口ではブエナビスタのさらに内側につけてたこの馬。ブエナビスタが外へ持ち出したため、まわりに自由な空間ができ、進路を自由に選択する事が出来た(結果的にはブエナビスタと同じ進路選択だったが)。良くレースを見直してみたらこの馬はレース最初から最後までずっとブエナビスタの直後であった。
5着、ウインバリアシオン。
若干スローな流れを大まくりして先頭に並んだあたりまでは予定通りだったと思う。だが、直線入り口でさらに加速して少しでも後続を離す事ができなかったので負けた。まくりはスタミナを消費する代わりに、速度を得る戦法。その速度がちょっと足りなかった。それでも粘って5着、世代代表の面目は保った。有馬記念に体調万全で出走できるならかなり期待できると思う。でもそのレースにはオルフェーヴルがいますがね。
6着、デインドリーム。
数々の凱旋門賞馬が敗れてきたジャパンカップ、高速決着を制した馬だからこそという意味でデインドリームに期待したファンは多かったと思う。でも無理だった。やっぱり欧州の高速と日本の高速馬場では違う。それと事前情報で”すべてが上手くいってる”、”順調にきてる”と伝えられ体調は良さそうなんだろうけど、G1戦闘モードに仕上げられてるのか?という点で疑問はあったね。
13着、ヴィクトワールピサ。
この馬は順調に見えてもやっぱりなにか不具合を抱えてるんだろうね。有馬記念にドバイWCをよく勝てたものだよ。馬主が夏前から引退時期を公言するような人だから、無理をさせないよう指示がでてたのかもしれない。この馬こそ岩田に騎乗してもらいたい…なんて思いついて思い当たったのが、岩田はかつてヴィクトワールピサ鞍上、ブエナビスタはかつて安藤勝巳が主戦。面白いものだ。鞍上のコメント、”ペースが速くなく…ウンヌン”。いや、出走馬を見ればペースが速くなりにくいのは判るだろう。敗因についてはコメントし難い様子。
11着、トゥザグローリー&16着、ペルーサ。
トゥザグローリーはともかく、ペルーサはなんと3番人気だった。この馬なんでこんなに人気があるの?前走天皇賞(秋)は3着だけど、その前は8着、日経賞で2着、前年有馬記念4着…順調に使われてるとも言い難いしなぜこんなに期待されているか意味不明である。素質馬、素質馬とさわがれた2頭もこれで…。
以上。
来週は個人的に今週よりたのしみなJCダート。
スマートファルコンVSトランセンド再び(の予定)
のはずだったが、スマートファルコン登録なかった…_| ̄|■
JRA公式サイトや各スポーツ誌ではトランセンドの相手はエスポワールシチーという事になっているが、これはいかにも苦しい。着差はつかなくても、今の状態だとエスポワールシチーはトランセンドに100回やっても勝てないと思う。単勝オッズは想像するにトランセンド1.5倍くらいに対し、エスポワールシチーは7倍か8倍。
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(JRA公式サイト 出馬表)
http://jra.jp/keiba/thisweek/2011/1127_1/syutsuba.html
(JRA公式サイト 映像)
http://jra.jp/JRADB/asx/2011/05/201105050810h.asx
1着 ブエナビスタ
2着 トーセンジョーダン クビ
3着 ジャガーメイル 1-3/4
4着 トレイルブレイザー 1/2
5着 ウインバリアシオン 3/4
------------------
6着 デインドリーム (1番人気)
8着 エイシンフラッシュ (5番人気)
9着 ローズキングダム (9番人気)
13着 ヴィクトワールピサ(4番人気)
16着 ペルーサ (3番人気)
毎年恒例、日本馬対外国馬のジャパンカップ。今年はジャパンカップ史上はじめて双方が世界のチャンピオンホースを有してのレース。私は、先日の記事に書いたようにさまざまな注目点をもって見ていた。
レースのスタートで凱旋門賞馬デインドリームが少しダッシュがつかず、それを取り戻そうと鞍上が積極的に行き場を探してるようだった。しかし、その行為によって前の馬に近づく事になり1コーナーで不利を受けた模様。前を走ってる馬(オウケンブルースリか?)が煽って立ち上がり気味になり、その直後外につけていたデインドリームが少しあおられてしまった様子。一方、日本のチャンピオンホース、ドバイWC勝ちのヴィクトワールピサは最後方。私には追込にかけ脚を溜めているというより、単に追走しているだけに見えた。体調が万全じゃないのだろう。結果的にこの2頭は掲示板に入れずに負けている(前者6着、後者13着)。
という風に、いきなりメインの2頭に勝ちがなくなったなと素人目にもわかる展開で始まったレース。先行するのは外国馬ミッションアプルーヴドと2番手にトーセンジョーダン。ブエナビスタは中団やや前の内側、直後の外にローズキングダム。1000m通過は参考タイム61.8秒。
レース中盤までとくに大きな動きも無くたんたんと流れていた中、残り1000m手前あたりで、ウインバリアシオンが中団やや後方から一気に前にあがってくる。鞍上の安藤勝巳はこの馬をなんとかして勝たせようという苦心の結果、この展開かな。ほんと神戸新聞杯からここ数戦は苦労、苦心、工夫が見て取れる。安藤勝巳は今JRAのジョッキーで指折り(№1か?)の勝負師だと思うわ。
4コーナーから直線入り口は先頭外ウインバリアシオン、内ミッションアプルーヴド、直後トーセンジョーダンという態勢、ブエナビスタはその3頭を前におき、さらに外側に数頭を見る7、8番手の内側でまだ我慢。デインドリームは後方3番手、ヴィクトワールピサにいたっては最後方のまま。残り400mあたりで先にしかけてたウインバリアシオンがちょっと苦しいかなというところ、かわって内から外へ若干強引に持ち出してきたブエナビスタが上がってくる。
直線残り200mでトーセンジョーダンとブエナビスタの2頭が少し前に出て一騎討ち状態。外へ持ち出していたブエナビスタが少し前に出たところでゴール。このレースには、世界チャンピオン2騎が早々に脱落した、ウインバリアシオンが大まくりに出た、ブエナビスタが直線でうまく外へ持ち出せた、それくらいで特に目立ったかけひきめいたものは感じなかった。
1着、ブエナビスタ。
前走天皇賞(秋)の最後の失速は展開によるものだとほぼ判明。このレースは一応、ブエナビスタ鞍上岩田の好騎乗という事になるのかな?直線最後の追い方を見てると皐月賞のヴィクトワールピサを思い出してならない。1レースにかける気迫は伝わってくるしそういう意味で岩田は勝負師として十分なんだろうけど、その代償として馬に対する負担がかなり大きくなってると思う。短期免許の外国人ジョッキーに似たところあるね。有馬記念は最後の最後でふんばりがきくかどうかちょっと心配である。
2着、トーセンジョーダン。
終始先行し、途中のウインバリアシオンの仕掛けにも煽られる事無く自分のレースを貫いた様子。天皇賞(秋)とは全く違うペースのレースだけど上手く流れに乗れてたね。そして、、、俺の脳内理論(前項参照)が間違ってない事が証明されたw。
3着、ジャガーメイル。
展開に恵まれた面が少しみうけられた。それは4コーナー~直線入り口ではブエナビスタのさらに内側につけてたこの馬。ブエナビスタが外へ持ち出したため、まわりに自由な空間ができ、進路を自由に選択する事が出来た(結果的にはブエナビスタと同じ進路選択だったが)。良くレースを見直してみたらこの馬はレース最初から最後までずっとブエナビスタの直後であった。
5着、ウインバリアシオン。
若干スローな流れを大まくりして先頭に並んだあたりまでは予定通りだったと思う。だが、直線入り口でさらに加速して少しでも後続を離す事ができなかったので負けた。まくりはスタミナを消費する代わりに、速度を得る戦法。その速度がちょっと足りなかった。それでも粘って5着、世代代表の面目は保った。有馬記念に体調万全で出走できるならかなり期待できると思う。でもそのレースにはオルフェーヴルがいますがね。
6着、デインドリーム。
数々の凱旋門賞馬が敗れてきたジャパンカップ、高速決着を制した馬だからこそという意味でデインドリームに期待したファンは多かったと思う。でも無理だった。やっぱり欧州の高速と日本の高速馬場では違う。それと事前情報で”すべてが上手くいってる”、”順調にきてる”と伝えられ体調は良さそうなんだろうけど、G1戦闘モードに仕上げられてるのか?という点で疑問はあったね。
13着、ヴィクトワールピサ。
この馬は順調に見えてもやっぱりなにか不具合を抱えてるんだろうね。有馬記念にドバイWCをよく勝てたものだよ。馬主が夏前から引退時期を公言するような人だから、無理をさせないよう指示がでてたのかもしれない。この馬こそ岩田に騎乗してもらいたい…なんて思いついて思い当たったのが、岩田はかつてヴィクトワールピサ鞍上、ブエナビスタはかつて安藤勝巳が主戦。面白いものだ。鞍上のコメント、”ペースが速くなく…ウンヌン”。いや、出走馬を見ればペースが速くなりにくいのは判るだろう。敗因についてはコメントし難い様子。
11着、トゥザグローリー&16着、ペルーサ。
トゥザグローリーはともかく、ペルーサはなんと3番人気だった。この馬なんでこんなに人気があるの?前走天皇賞(秋)は3着だけど、その前は8着、日経賞で2着、前年有馬記念4着…順調に使われてるとも言い難いしなぜこんなに期待されているか意味不明である。素質馬、素質馬とさわがれた2頭もこれで…。
以上。
来週は個人的に今週よりたのしみなJCダート。
のはずだったが、スマートファルコン登録なかった…_| ̄|■
JRA公式サイトや各スポーツ誌ではトランセンドの相手はエスポワールシチーという事になっているが、これはいかにも苦しい。着差はつかなくても、今の状態だとエスポワールシチーはトランセンドに100回やっても勝てないと思う。単勝オッズは想像するにトランセンド1.5倍くらいに対し、エスポワールシチーは7倍か8倍。
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