小島貞博師死去につき
2012年1月24日 野球&競馬■小島貞博師死去につき
(参考:netkeiba.com)
http://db.netkeiba.com/trainer/01060/
各所掲示板やニュースのコメント欄で各人(競馬ファン)の意見を拝見させていただくに、この人についてほとんど知らない人が多く書き込んでいるのに驚く。書き込まれた内容がミホノブルボンだのタヤスツヨシだの、果ては乗ってもいないライスシャワーを絡めた論争をしてる馬鹿な輩もいる。彼の人個人に対して弔慰を示すものではなくただ単に自分の知ってる事を書いてるだけというものは、この事件を一層悲しくするものであるね。しかもそれが彼にとって華やかだった部分のみでは。
知らない人が多い、でも世間一般にとってマイナーなわりには今回の自殺(おそらく)のニュースの扱いは比較的大きいように感じる。これがマスコミ/競馬関係者と世間一般の認識の差であるかに思う。
彼についてはこのサイト(ttp://www.retsuden.com/)のタヤスツヨシとチョウカイキャロルの項が参考になると思う。実際俺もこれを読むまでは単なるダービー2勝のおじさんジョッキー程度にしかしらなかったわけだけど、光があれば必ず影もあるんだね。引退してからすぐに厩舎を開業し、多くはないが毎年二桁の勝ち星をあげる状態。しかも経営状態が美浦より総じて良いとされる栗東で。
今年度(も)行われた中央競馬の賞金の減額など運営資金の縮小。賞金が減ればその分馬主がへって牧場の経営が難しくなる。これについては以前、メジロ牧場倒産関連や賞金減額関連についての日記でも書いた。めぐりめぐって当然、厩舎の経営も難しくなってくる。現在、厩舎で働く厩務員の給料やボーナスは、その厩舎の成績いかんによらずほぼ一定の決まりで決められているので、成績があがらない厩舎ほどますます経営を苦しくしている。これが今回の自殺(おそらく)に関連したかどうかについては判らない。全く関連性が無いことはないだろうと推測できる程度である。もし厩舎の経営難が原因と判明すれば、JRAはなんらかの防止策を講じてくるだろうか。相当難しいな。
どんな理由かは判らないが亡くなってしまったのは残念である。彼自身、人とのつながりから騎手になり、良くも悪くも人とのつながりの中で騎手人生を送り、一時引退の危機にあったときも人とのつながりによりまた華やかな舞台に立てた。つまり彼にとって(いや、彼だけでないけど)”人との絆”こそが生きるため の命題であったはず…騎手から調教師になって今度は人との絆により後輩を生かす立場になったはず…しかしそれをこのように放棄してしまうというのは、、、そこには単なる経営難で片付けられない相当な理由があったのではないかと思う。うーん、鶴留師やすでに亡くなった戸山師はどう思うのだろうかね。”ご苦労さん”と言うか、”馬鹿野郎”と怒鳴るか、詳しいところまでは判らないので想像するしかない。
追記
(“ダービー2勝”の調教師、自殺の真相…飼い葉が買えない)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120124/dms1201241223008-n1.htm
※余談:記事あるごとにダービー2勝という文字を見るが、調教師で取ったのと勘違いさせるような書き方はやめて欲しい
。
騎手として92年ミホノブルボン、95年タヤスツヨシでダービー2勝を挙げ、その後調教師として厩舎を開業していた小島貞博さん(60)が23日午後6時36分、滋賀県栗東市内の病院で死亡した。同日午後、同市内の栗東トレーニングセンター内にある厩舎2階で首をつって自殺を図ったとみられる。(スポニチアネックス)
(参考:netkeiba.com)
http://db.netkeiba.com/trainer/01060/
各所掲示板やニュースのコメント欄で各人(競馬ファン)の意見を拝見させていただくに、この人についてほとんど知らない人が多く書き込んでいるのに驚く。書き込まれた内容がミホノブルボンだのタヤスツヨシだの、果ては乗ってもいないライスシャワーを絡めた論争をしてる馬鹿な輩もいる。彼の人個人に対して弔慰を示すものではなくただ単に自分の知ってる事を書いてるだけというものは、この事件を一層悲しくするものであるね。しかもそれが彼にとって華やかだった部分のみでは。
知らない人が多い、でも世間一般にとってマイナーなわりには今回の自殺(おそらく)のニュースの扱いは比較的大きいように感じる。これがマスコミ/競馬関係者と世間一般の認識の差であるかに思う。
彼についてはこのサイト(ttp://www.retsuden.com/)のタヤスツヨシとチョウカイキャロルの項が参考になると思う。実際俺もこれを読むまでは単なるダービー2勝のおじさんジョッキー程度にしかしらなかったわけだけど、光があれば必ず影もあるんだね。引退してからすぐに厩舎を開業し、多くはないが毎年二桁の勝ち星をあげる状態。しかも経営状態が美浦より総じて良いとされる栗東で。
今年度(も)行われた中央競馬の賞金の減額など運営資金の縮小。賞金が減ればその分馬主がへって牧場の経営が難しくなる。これについては以前、メジロ牧場倒産関連や賞金減額関連についての日記でも書いた。めぐりめぐって当然、厩舎の経営も難しくなってくる。現在、厩舎で働く厩務員の給料やボーナスは、その厩舎の成績いかんによらずほぼ一定の決まりで決められているので、成績があがらない厩舎ほどますます経営を苦しくしている。これが今回の自殺(おそらく)に関連したかどうかについては判らない。全く関連性が無いことはないだろうと推測できる程度である。もし厩舎の経営難が原因と判明すれば、JRAはなんらかの防止策を講じてくるだろうか。相当難しいな。
どんな理由かは判らないが亡くなってしまったのは残念である。彼自身、人とのつながりから騎手になり、良くも悪くも人とのつながりの中で騎手人生を送り、一時引退の危機にあったときも人とのつながりによりまた華やかな舞台に立てた。つまり彼にとって(いや、彼だけでないけど)”人との絆”こそが生きるため の命題であったはず…騎手から調教師になって今度は人との絆により後輩を生かす立場になったはず…しかしそれをこのように放棄してしまうというのは、、、そこには単なる経営難で片付けられない相当な理由があったのではないかと思う。うーん、鶴留師やすでに亡くなった戸山師はどう思うのだろうかね。”ご苦労さん”と言うか、”馬鹿野郎”と怒鳴るか、詳しいところまでは判らないので想像するしかない。
追記
(“ダービー2勝”の調教師、自殺の真相…飼い葉が買えない)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120124/dms1201241223008-n1.htm
※余談:記事あるごとにダービー2勝という文字を見るが、調教師で取ったのと勘違いさせるような書き方はやめて欲しい
。
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