JC’12直線での一件について俺の見解

 予想も何も考えずレース見た。

 池添、オルフェーヴル降りろ。あの直線の一件に関して世間あらかたの意見は、ジェンティルドンナ鞍上の岩田がぶつけた事だけが悪いみたいなところだが、そのもう少し前、ビートブラックを追い越す前になんで内を閉めなかった?直線残り300~250mの所ね。

 ビートブラック最内、少しだけ間があってオルフェが外。ビートブラックの直後にジェンティルがいてその少しだけある間を狙って外へ持ち出そうという動き(で、結果的にその後オルフェに体当たりして間をこじあける)。その前にオルフェ鞍上の池添えが内を閉めたとしても、ジェンティルがビートブラックの直後に居た時なら斜行取られないだろ。

 レース映像を良く見るとジェンティルがもう2頭の間に割り込もうとしてる時にほんのわずかオルフェが内に寄ってるんだよね。遅い、そして寄り方が甘い。まぁもうこの時点で閉めに言っても斜行だなんだというので審議対象になりそうだったが。だから一応、先に接触にいったのはオルフェの方だった。ただし、威力が無かったので反撃をくらってオルフェは外にはじかれた。

 池添は勝負どころで少しだが致命的に判断が遅れた。一方、道中~直線入り口まではほぼ完璧で最終コーナーの映像でのオルフェーヴルは完全に勝ち馬の走り。内に寄らず遠心力のまま流して外の馬場の良いところを単騎で走らせるという方法はなかったのかな。凱旋門賞の最後で失速した事がオルフェ陣営には”1頭になって気を抜いた”からという判断だったのだろうか。

俺の批判している所は…
・岩田の強引な騎乗ではなく
・池添が内に寄せ進路を閉めに行った事でもなく
・池添が進路を閉めに行くのが遅かった、そして甘かった事

 オルフェとジェンティルが二頭併走状態になってからオルフェが内に押し付けているようなところもあるが、あれはある程度仕方ない。一度方向を決めた馬をあの直線で制御するのは相当難しい。ムチ不使用に関しても池添の左にはジェンティルがいて無理、右から打てばさらにジェンティルの方へ寄りかかってしまう可能性大。

 だからこそこういう困難な状況になる前に進路を閉めるべきだったんだ。

 元騎手の板井千明氏のブログでも同じような書き方をされていた。ちなみにこの記事で書かれている大げさなアピールをする騎手って…四位だろw



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