大前提が崩れてしまった

2020年東京五輪招致

 『不確実な時代に、確実な五輪』というJOC会長のメッセージ

 開催地直前になってこれが福島原発から漏れた汚染水のためにもろくも崩れ去った印象を受ける。予想以上に海外の反応は厳しいみたいだ。招致活動をしてた人はそのあたり判っていたんだろうけど、、、。汚染水が漏れた事実より、その事実が外部に漏れた事の方が大事だね。せめてお得意の隠蔽体質で五輪決定までは隠し通してほしかった。

 日本のニュースで東京とマドリードが接戦という言葉を目にするにつけ、今回も駄目かなと思ってしまう。海外でこういわれているなら逆に期待してしまうんだが、本来うけがいいように有利に書くはずの日本でこう言われるとつらいところ。それも東京が僅かにリードとか、東京がリードだけど僅差というならまだしも、接戦という言葉。この言葉の裏にはマドリードが僅差であるが有利なので話題性を維持するためにそれを隠したいという意図が見え隠れする。

 大前提を失った東京が逆転するためのアピールポイントが残されているのだろうかな。今さりげなく”逆転”という言葉を使ったが、たぶんそういう状況。固められた票は東京もマドリードも同じでも浮動票ってところが雰囲気的にマドリードに流れそうだ。

 うーん、予想が外れてほしい(東京に決まってほしい)。

 それにしてもマドリード(スペイン)て、ちょっと前に同国のバルセロナでやったばかりじゃないか。それに前回は同じ欧州のロンドンだったし。こういう立候補が許されているのをみるとIOCが欧州至上主義なのを感じてしまう。このあたりをおそらく最初の投票で消えるであろうイスタンブールに投票する委員に訴えてなんとか次の投票で票を引き込めれば東京にもまだ可能性が、、、と考えて日本の招致活動をしてる人はやってるのかな。


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