■2013年阪神×ヤクルト

 6回表の出来事。ランナーはマートンが2塁、バッターの福留がセンター前ヒットを撃って、マートンが本塁に突入。しかしタッチアウト。その時、マートンは捕手の相川に激突。これに怒った相川がマートンを突き飛ばす暴力行為。両軍ベンチから選手、監督が飛び出す始末。結果、マートンと相川が暴力行為で退場。


(゚Д゚)ハァ?

 相川が外野からの返球を受け取った時のポジションが悪すぎる。完全に3塁と本塁のライン上、本塁手前1m、右打者バッターボックスの前あたり。ベースは完全に覆われている。マートンは全力疾走しているので急にとまれるわけはなく、無理に避けようとすればケガをする、そのまま激突するしか他に選択肢がない。

 タイミング的に完全にアウトとかそういうのは結果論。それに完全になんていいきれるのもおかしい。タックルする前に捕手が捕球ミスするかもしれない。


 この試合の責任審判の笠原三塁塁審のコメント

「スライディングはルール上、問題はない。マートン選手が応戦したので退場にした」

参考
http://www.youtube.com/watch?v=KWPDLlfNwac
http://www.youtube.com/watch?v=bSQgxn5Ux54

 マートンは相川に突き飛ばされた後両腕を広げて後ろに下がっている。どこが応戦してるのか判らない。サンテレビ中継の解説だった広沢がマートンのタックルを批判しているが、じゃあマートンはあの状況でどうするんだって話。無理にブレーキかけようとしたらそれこそマートンのほうが足に怪我を負う。

 それに対して相川は明らかにプレーが切れた後の暴力。これに関しては擁護のしようがない。なのに両者退場とは、とりあえず両成敗で均衡を保ったというか、事なかれ主義というか、つまらん審判だ。こういう審判としてのプライドのない判定がプロ野球を駄目にする。

この一件の問題点
・マートンが三塁を回った事(ベースコーチの判断ミスか?)
・相川がライン上のホームベースかなり前に”捕球前”からいた事
(あれではランナーが走るところがない)
・プレー後の相川の暴力
・両成敗にしてしまった審判
・その事に突っ込まない和田監督


 あれだ、漫画のカイジの黒服の一言
『戦場で後ろから撃たれて騒ぐ奴がいるか?』的なところ。戦場という意識が希薄になったプロ野球は見たくないんで、選手はもっと気をひきしめてほしい。



■追記

 昨日の試合というか藤浪のピッチングに関してだけど、かなり良かったと思う。低めのストレートがキャッチャーミットにビシッと決まる感じ。藤浪の悪い時は素人目にも力んだところが見えてストレートが高めに浮くんだ。昨日の試合では低めにストレートが決まってストライクが取れてたからこそ、その直後の落ちる変化球が生きてくるんだ。

 今まで控えめにコメントしていた藤浪が『容は悪くなかったですし、それなりの投球はできた』と試合後にコメントしている事からも判る。調子が非常に良く見えたのに勝てなかったのは残念。楽天の田中が連勝を続けているのは本人のピッチングもさることながら、楽天打線が点を取っている事もかなり大きい。それに対してタイガース打線は…。

 福留は怪我さえなければそれなりの成績は必ず残す選手だと思っているし、タイガースの補強ポイントに合致してると思う。タイガースは投手中心の守りのチームを目指していたはずだから、守備力があり主軸を打てる打力もある福留の獲得は間違いじゃない。怪我さえなければ…。それは西岡にも言えるな。コンラッドだけはダメだ、あれは明らかにミス。




コメント

nophoto
通りすがり
2013年9月15日9:30

気持ちは非常に分かりますが、あそこで両退場にしておかないと報復死球や、その後の乱闘の恐れがあるため結果的には妥当かと思われます

S.T.S.
2013年9月15日10:42

こんにちは。
うん、そう思ったから審判もこういう判定だったんだろうと思う。
試合進行を考えれば妥当な判断とも思うけどってところかな。

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