みつめてナイト

 1998年3月発売のPSソフト、ゲーム形式はまるでちがうが続編の『みつめてナイトR』がたった8ヵ月後に発売されていることから、はじめから2部作での製作を考えていたのではと思う。本作ではヒロイン候補たちの、続編Rでは主人公を中心としたストーリーが展開される。起用されてる声優はメイン/サブキャラ問わず結構豪華

 『みつめてナイト』は同販売元の『ときめきメモリアル』が舞台を変えたという感じの作品。いわゆる恋愛シミュレーションゲーム。登場キャラクターの年齢は『ときめきメモリアル』のキャラより幼い者もいるが、基本的には同年齢以上。恋愛の感じも半歩ほど進んだというところ。ときメモより若干現実離れしたところがある分、続編も含めプレイヤーに与える衝撃は強かったと思う。しかしながら合う合わないでいうと人を選ぶような作品だったかもしれない。

 何しろ俺は、あれだけブームになったときメモよりこのみつめてナイトの方が断然面白いと感じた口である。ゲーム性はチープなものだけど、ストーリーは俺を惹きつけるのに十分すぎた。俺がこのシリーズ作品の後にストーリーで感動するのは”メモリーズオフ(初代)”であり、ストーリーという意味ではこの2作品の印象が非常に大きい。

 この日記のニックネーム”S.T.S. ”だってみつめてナイト(Rの方)にちなんでつけた物。ネットゲームでよく使う”raimei”なり”雷鳴”というキャラクター名もそう、まぁ最近は大分違うのも使ってるけどw


[登場キャラクター(の一部)]

ソフィア・ロベリンゲ
 みつめてナイトのメインヒロイン(のはず)。ときメモの藤崎詩織のように完璧でめぐまれた環境にあるわけではない点からして、ときメモとの差別化が図られている。苦労人。確か朝に2つ、学校が終わってから3つのバイトをかけもつ超人だったような。親の借金のせいで好きでもない男の婚約者にされ、ソフィアとのEDを迎えるにはこの男との結婚式に乱入してさらいに来る事になる。
 この男はジョアンというんだけど、本当に金もちのおぼっちゃんで、やることなす事が情けない人間。ソフィアはそんなジョアンでも主人公との決闘で負けた時にかばうんだから、彼女の愛が本来の方を向いたときはいかばかりか。ただ、若干迷走してる風があり、それを強引に振り向かせるのがこの教会でのラストイベントだろうね。


ライズ・ハイマー
 人気投票をすれば1位になる可能性が最も高いと思われるキャラ。でも、俺の中ではそんなに評価が高くない。ドルファン現国王(の一派)に国を追われた兄の娘。父の指揮する騎士団の幹部でありながら身分を隠してドルファンに潜入。普段どんな活動をしてるかはゲームないではあまり語られてないな。ドラマCDの方ではそこそこ登場シーンがあったような…。


アン
 俺がこのゲームで最も好きなキャラクター。しかしてその実態は、、、人魚姫…か?アンとのEDを迎えて”しまう”と、このキャラクターは最後の告白の直前に主人公の目の前で姿が消えてしまう。メインヒロインのソフィア以外で唯一専用の歌がある。
 ちなみにこのキャラクターの声をあてているのは、当時若干ピーク落ちしながらもトップ声優の一角だった國府田マリ子。90年代前半にブレークしながらちょっと権利問題でやらかしちゃって、しばらく声優としての活動は控え目だったんだけど、この98年あたりからまた復活してきた雰囲気だったね。


ノエル(ピコ)
 オンラインゲームの仮想世界にハマってる奴らはこのキャラクターのEDを見るべき。ラストイベントで一気に可愛く思えるキャラクターの一人。



。 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索