■WGS2 対空迎撃検証

 これをいつかやろうと思ってたんだけどね。
 通算100回以上、結構しんどかった。
 実に意外な結果が出た。


<<条件>>

・ステージ730(2周目ULTRA HARD)で最初の会話後から沈没までの時間を各4回計測
・スタート位置から不動
・使用艦船:小型戦艦、防御無し(VP60固定)
・補助兵装:自動装填装置γ、お守り、超電磁防壁、謎の装置η(or自動迎撃3)
・指揮値104、各兵装12基:並列6列か前後あるものは3列ずつ(対空M系は別途掲載)

[謎の装置ηによる検証]
4回計測、[]内は合計、時間が長いほうが優秀
01:12.7高角75口径
: 2:19/ 2:31/ 1:59/ 2:14[ 9:03] /12基
02:35mmCIWS
: 1:41/ 1:44/ 1:46/ 1:44[ 6:55] /12基
03:40mm機銃四連
: 1:42/ 1:48/ 1:48/ 1:42[ 7:00] /12基
04:57mmバルカン
: 1:47/ 1:54/ 1:52/ 1:53[ 7:26] /12基
05:対空パルス3
: 3:00/ 4:29/ 5:15/ 4:11[16:55] /12基
06:対空MVLS3
: 8:06/ 6:23/ 6:47/ 7:01[28:17] / 6基
07:対空MVLS3
:10:26/10:26/ 8:57/10:46[40:35] /12基
08:対空M発射機3
: 6:17/ 6:49/ 5:18/ 5:33[23:57] / 2基
09:対空M発射機3
: 9:40/ 8:16/ 8:15/ 9:11[35:22] / 4基
10:対空M発射機3
: 8:52/ 9:41/ 9:33/ 9:42[37:48] / 6基
11:RAM
: 5:57/ 7:00/ 5:56/ 5:15[24:08] /12基
12:なにもなし
: 1:46/ 1:45/ 1:43/ 1:39[ 6:53]

※.この日記、どうやってもレイアウトがきっちりできないのが難点。もう調整をあきらめた。

 まず、謎の装置ηを装備して兵装8に一種類だけ搭載して、自艦が沈没するまでの時間を検証した。各項目4回計測。[]内にその合計値を記載した。12のなにも装備をしていない時を基準に考えると、35mmCIWSと40mm機銃はほとんど意味がないことが判る。巷では有用という噂の57mmバルカンだがこちらも単体では大して迎撃効果がないという結果になった。高角砲についてはそれなりの効果が認められる。それに対し意外と効果が高かったのが対空パルスレーザー。飛来する敵機やミサイルを射程範囲内から完全殲滅する事もあるくらいだ。使えないという噂は嘘だったか。

 やはり迎撃はミサイルに頼る事になりそうだ。特に効果が高かったのは射程に優れる対空MVLS3。射程や弾速は中間で速射力に優れる対空M発射機3は、空母以外では多数搭載するのが難しいので2基、4基、6基の3種類計測したが、2基ではRAM12基と同程度の迎撃効果しか得られなかった。弾速に優れるRAMはそれなりといったところだろうか。ただし、これは12基あっての話で、現実的に12基もRAMを搭載できるのは戦艦と空母くらい。まぁRAMはRAMで速射力がないのが魅力の時もあるので使い道はある。それに関連して基数を変化させて計測したVLSや発射機の結果から基数を増やせば迎撃効果が高まると推測される。ただ対空M発射機3の、2基→4基の効果UPにくらべ、4基→6基の効果UPはわずかなところにとどまっているので、基数を増やしても限界はある模様。

★.実弾機銃系は効果がほとんどない(57mmバルカンがわずかながらに)
★.対空パルスは意外と迎撃効果ある
★.対空ミサイル系はVLSが一番
★.基数増加は迎撃効果UP、ただし限界あり


[複数スロット謎の装置ηによる検証]
13:12.7高角75口径
: 1:58/ 2:30/ 2:45/ 2:49[10:02] /6基×2兵装
14:35mmCIWS
: 1:46/ 1:42/ 1:44/ 1:46[ 6:58] /6基×2兵装
15:40mm機銃四連
: 1:44/ 1:47/ 1:45/ 1:46[ 7:02] /6基×2兵装
16:57mmバルカン
: 1:46/ 1:50/ 1:54/ 1:49[ 7:19] /6基×2兵装
17:対空パルス3
: 4:32/ 4:20/ 4:51/ 4:21[18:04] /6基×2兵装
18:対空MVLS3
: 9:48/ 8:55/10:30/ 9:05[38:18] /6基×2兵装
19:RAM
: 7:16/ 5:40/ 6:41/ 5:11[24:48] /6基×2兵装

 次に基数は同じでスロット数が2倍になった場合に効果があるか?を調べた。結論、まったく効果ない。以上、なんて… … …。高角砲はわずかに迎撃効果が上がったような感じ(それもわずか)だが、他はほとんど変わらない。むしろ誤差の範囲でマイナスになっているものもある。対空パルスは最初の検証に比べて1分ほど耐える時間が伸びているが、それは最初の検証の1番最初3:00というのが影響している。なぜ1つだけこのような結果が出たかというとステージ730は飛来する敵機に”波”が存在するため。その波を乗り越えれば少しの間敵の攻撃が薄い時間があるので、そこを超えるか否か微妙なところで時間差が出てしまう事がたまにある。だからあの3:00がほかの4分台と同じくらいなら合計も上の検証と同じくらいになる。

★.スロット増加はほとんど効果がない


…ゴメン、面倒なのでこっからの詳細な結果掲載は省く

[自動迎撃による検証]

 どういう事かというと、上2つの検証は謎の装置ηを用いてのものだったが、それを自動迎撃にやらせてみたらどうなるか?というものである。結論は、

★.謎の装置ηと自動迎撃はほぼ同じ


[複合自動迎撃による検証]

 ここまでは兵器1種類による検証だったが、例えば対空M発射機+CIWSというような組み合わせではどうなるか?という話。こちらも意外な結果が出た。例えば、57mmバルカン+対空MVLS3+対空パルス3各12基を搭載して検証したら4回の合計が[32:06]。これって対空VLS3単体の時よりだいぶ時間が短い(=迎撃効果が低い)結果になった。対空MVLS3+対空パルス3、これも結果は[40:59]と、対空パルス3と組んでいるのにも関わらず対空MVLS3単体と大差ない結果になった。

 かと言って迎撃効果がUPしなかったり、マイナスになったものばかりというわけではない。対空M発射機3と35mmCIWS、対空パルス3、57mmバルカン、いずれもが迎撃効果が上がっている。RAM+12.7高角砲というものもRAM単体に比べて効果が上がっている。これ結構重要なんじゃないかな。組み合わせを間違えると攻撃が飽和してしまうのかしらないけど、迎撃効果が下がっている。

★.迎撃兵器の組み合わせは重要

 さらにおまけとして、88mm連装バルカン、12.7高角砲、35mmCIWS、対空パルス、対空MVLS3、RAMの6種類各4基ずつという超豪華迎撃兵器群を搭載してみたら結果[28:38]。これだけ見ると悪くないような感じではあるが、実は対空MVLS3を6基搭載した時とほぼ同じ結果である。これだけ多数のスロットに多彩な兵器を搭載してもあまり意味がないという結果ね。


■まとめ

 多数の迎撃兵器を搭載してもそれほど期待はでき無い。極端な話、どう対空兵器を詰め込んだからと言って、それなりに敵機が飛んでくるステージではノーダメージにできないという事である。個人的な好みは無限装填装置使用が前提で対空MVLS。対空パルスレーザーもおすすめでこちらは無限装填装置なくても可。対空M発射機と対空MVLSはフリゲートによく搭載する。戦艦は無限装填装置の有無によって対空MVLSかRAM。

 ちなみに今回の検証での指揮値は一律で104であったが、150、200と上げれば明らかに迎撃効果が上がる事が判っている。例えば35mmCIWSのみを装備した40kt以下の鈍足艦を試験ステージに出撃、艦の進路そのままに微速前進させてみれば良く判る。指揮値によって被弾率が格段に違うんだよね(前にも書いたけど)。これは誘導能力のあるミサイル系では効果が薄いかもしれない。



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