■マイルCS’17
1着:ペルシアンナイト 1:33.8
2着:エアスピネル
3着:サングレーザー
4着:レーヌミノル
5着:イスラボニータ
-----------------------------------------
8着:レッドファルクス
12着:サトノアラジン
レースは予想通りマルターズアポジーが引っ張る展開。道中、有力馬は逃げ先行勢の直後くらいにレーヌミノル、サングレーザー、エアスピネル、イスラボニータ、レッドファルクス、後方にペルシアンナイト、サトノアラジン。はっきり言って誰でも予想できるような普通の並び。
最終コーナーまであまり動きがない。直線入り口で手ごたえ抜群で抜け出したエアスピネル。直線で上位人気のレッドファルクス(3番人気)やイスラボニータ(1番人気)の前が壁になるのをしり目に残り200mくらいでエアスピネルが抜け出し。レーヌミノルを競り落としたところで明らかな勝ちパターンのはずが、外からペルシアンナイトが差してきてハナ差差されてゴール。
1着ペルシアンナイト
道中は後方4番手くらい。最終コーナーでは内をついたのが功を奏した。前の馬が道悪を嫌って早めに外へ持ち出したため進路が空いていた。直線はこの馬も上手く外側に持ち出し、前の内側にいたエアスピネルが一瞬内に、前の外側にいたサングレーザーが一瞬外に移動したところにつっこんで進路を確保(まさに進路を開けてもらったような状態)。馬場のいいところを走って差し切り。正直、直線で他馬が少しでも前をふさぐような格好になったらアウトだったろうし、多少運に恵まれた感はある。ただ進路を上手く見極めた鞍上の功騎乗と、直線入り口あたりで内をついて加速できる馬の力は認めなければならない。
鞍上がミルコデムーロという事で『3着以内絶対の業』を背負った馬だと思ってたが、まさか勝つとはね。
2着エアスピネル
この馬の富士Sの直線を見ると差し切られて負けそうな気はしなかった。負けがあるとすれば唯一レッドファルクスの末脚だけかと。道中、中団やや前目から反応よく最終コーナーへ。他の馬には目立った動きはなく直線半ばで抜け出し。誰もが勝ったと思っていい展開だった。が、この馬にとって不運だったのは直線で最初自分が走っていた進路を途中で内側に移動して開けてしまい、そこに突っ込んでくる馬(ペルシアンナイト)がいたという事。そのままの進路を走っていれば多分差し切られていない。なぜならばペルシアンナイトが開いてる場所を探そうと外へ移動し、外側に慣性が働いている馬をもう一度内側に戻すのは容易ではないから。さらに言うとエアの内側を走ったとすれば実際に走ったエアの外側よりは馬場が悪いだろうし、実際ほどは伸びなかったはず。仕掛けが早かったという話もあるけど、敗因は進路取りにもあったんじゃないかなぁ。馬をまっすぐ走らせるのは難しいらしいが。
3着サングレーザー
結果的にペルシアンナイトを勝利に導くアシストをした形になってしまった。この馬がしっかりエアと馬体を合わせてたたきあっていればペルシアンナイトはさらに外に持ち出さざるを得ず遅れたので優勝はなかった。この馬自身の走りよりそちらの方が強く印象に残った。
4着レーヌミノル
先行勢で唯一の掲示板確保。このところの惨敗具合からここでは用なしだとおもってたが、直線で意外と粘る。この馬にはこれくらいの微妙な馬場(やや重)が向いてるんだろうか。一応桜花賞馬か、、、ヴィクトリアマイル以外では厳しそうだ。
5着イスラボニータ
直線で接触があったらしいが、それは直線入り口でのウインガニオンとの接触。そのウインガニオンも内からきたサングレーザーのせいで煽られてしまっているんだが(本当に今日のサングレーザーはペルシアンナイトのアシスト馬になっていた)。しかし、それも直線入り口での話でそこからは素早く立て直し馬場のいいところを走れているし、ちょっと伸びなかったなという印象。年齢とともに反応が悪くなってきてるんだろうか。この馬ほど加齢による変化を感じた馬はいない。3歳時に比べたらもう別の馬だ。
8着レッドファルクス
上手く進路を確保できたペルシアンナイトと対照的に、なかなか前が開かなかったというか上手く空いてる場所へ馬を誘導できなかったレッドファルクス。ペルシアンナイトはエアが内に進路を変えたことで自身の進路を確保できたが、内にいたレッドファルクスにとってはそれが災難である。内は完全に閉まってしまい、最後まで馬群を割ることができず。コーナーで早めに外に移動するとか、直線で前が開く、開かない以前に勝負はそれまでに終わってた感じだね。ただ、スプリンターズSであれだけの末脚を発揮した馬にしては強引に馬群に突っ込めなかったりするあたりちょっと距離が長いような気がする。
18着ジョーストリクトリ
エアスピネルがムーアに乗り替わった事で空いた武豊が騎乗。多分、来週のジャパンカップのキタサンブラックの為に清水厩舎が依頼をしたんだろうと思う。鞍上の武豊がG1レースの感覚を忘れないように。
1着3着4着馬が3歳馬ということで世代交代が行われているのかなとも思えるレース結果になった。しかし、来年も主役を張ってくれそうな抜けた馬は見当たらない。
イスラボニータはもう無理。前走エアスピネルに完敗状態だったのになぜ1番人気だったのか。斤量差とか休み明け?とかそういうのは僅差の時に言うものではないかと。今回のエアとペルシアンのように。
1着:ペルシアンナイト 1:33.8
2着:エアスピネル
3着:サングレーザー
4着:レーヌミノル
5着:イスラボニータ
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8着:レッドファルクス
12着:サトノアラジン
レースは予想通りマルターズアポジーが引っ張る展開。道中、有力馬は逃げ先行勢の直後くらいにレーヌミノル、サングレーザー、エアスピネル、イスラボニータ、レッドファルクス、後方にペルシアンナイト、サトノアラジン。はっきり言って誰でも予想できるような普通の並び。
最終コーナーまであまり動きがない。直線入り口で手ごたえ抜群で抜け出したエアスピネル。直線で上位人気のレッドファルクス(3番人気)やイスラボニータ(1番人気)の前が壁になるのをしり目に残り200mくらいでエアスピネルが抜け出し。レーヌミノルを競り落としたところで明らかな勝ちパターンのはずが、外からペルシアンナイトが差してきてハナ差差されてゴール。
1着ペルシアンナイト
道中は後方4番手くらい。最終コーナーでは内をついたのが功を奏した。前の馬が道悪を嫌って早めに外へ持ち出したため進路が空いていた。直線はこの馬も上手く外側に持ち出し、前の内側にいたエアスピネルが一瞬内に、前の外側にいたサングレーザーが一瞬外に移動したところにつっこんで進路を確保(まさに進路を開けてもらったような状態)。馬場のいいところを走って差し切り。正直、直線で他馬が少しでも前をふさぐような格好になったらアウトだったろうし、多少運に恵まれた感はある。ただ進路を上手く見極めた鞍上の功騎乗と、直線入り口あたりで内をついて加速できる馬の力は認めなければならない。
鞍上がミルコデムーロという事で『3着以内絶対の業』を背負った馬だと思ってたが、まさか勝つとはね。
2着エアスピネル
この馬の富士Sの直線を見ると差し切られて負けそうな気はしなかった。負けがあるとすれば唯一レッドファルクスの末脚だけかと。道中、中団やや前目から反応よく最終コーナーへ。他の馬には目立った動きはなく直線半ばで抜け出し。誰もが勝ったと思っていい展開だった。が、この馬にとって不運だったのは直線で最初自分が走っていた進路を途中で内側に移動して開けてしまい、そこに突っ込んでくる馬(ペルシアンナイト)がいたという事。そのままの進路を走っていれば多分差し切られていない。なぜならばペルシアンナイトが開いてる場所を探そうと外へ移動し、外側に慣性が働いている馬をもう一度内側に戻すのは容易ではないから。さらに言うとエアの内側を走ったとすれば実際に走ったエアの外側よりは馬場が悪いだろうし、実際ほどは伸びなかったはず。仕掛けが早かったという話もあるけど、敗因は進路取りにもあったんじゃないかなぁ。馬をまっすぐ走らせるのは難しいらしいが。
3着サングレーザー
結果的にペルシアンナイトを勝利に導くアシストをした形になってしまった。この馬がしっかりエアと馬体を合わせてたたきあっていればペルシアンナイトはさらに外に持ち出さざるを得ず遅れたので優勝はなかった。この馬自身の走りよりそちらの方が強く印象に残った。
4着レーヌミノル
先行勢で唯一の掲示板確保。このところの惨敗具合からここでは用なしだとおもってたが、直線で意外と粘る。この馬にはこれくらいの微妙な馬場(やや重)が向いてるんだろうか。一応桜花賞馬か、、、ヴィクトリアマイル以外では厳しそうだ。
5着イスラボニータ
直線で接触があったらしいが、それは直線入り口でのウインガニオンとの接触。そのウインガニオンも内からきたサングレーザーのせいで煽られてしまっているんだが(本当に今日のサングレーザーはペルシアンナイトのアシスト馬になっていた)。しかし、それも直線入り口での話でそこからは素早く立て直し馬場のいいところを走れているし、ちょっと伸びなかったなという印象。年齢とともに反応が悪くなってきてるんだろうか。この馬ほど加齢による変化を感じた馬はいない。3歳時に比べたらもう別の馬だ。
8着レッドファルクス
上手く進路を確保できたペルシアンナイトと対照的に、なかなか前が開かなかったというか上手く空いてる場所へ馬を誘導できなかったレッドファルクス。ペルシアンナイトはエアが内に進路を変えたことで自身の進路を確保できたが、内にいたレッドファルクスにとってはそれが災難である。内は完全に閉まってしまい、最後まで馬群を割ることができず。コーナーで早めに外に移動するとか、直線で前が開く、開かない以前に勝負はそれまでに終わってた感じだね。ただ、スプリンターズSであれだけの末脚を発揮した馬にしては強引に馬群に突っ込めなかったりするあたりちょっと距離が長いような気がする。
18着ジョーストリクトリ
エアスピネルがムーアに乗り替わった事で空いた武豊が騎乗。多分、来週のジャパンカップのキタサンブラックの為に清水厩舎が依頼をしたんだろうと思う。鞍上の武豊がG1レースの感覚を忘れないように。
1着3着4着馬が3歳馬ということで世代交代が行われているのかなとも思えるレース結果になった。しかし、来年も主役を張ってくれそうな抜けた馬は見当たらない。
イスラボニータはもう無理。前走エアスピネルに完敗状態だったのになぜ1番人気だったのか。斤量差とか休み明け?とかそういうのは僅差の時に言うものではないかと。今回のエアとペルシアンのように。
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