ジャパンカップ’18
2018年11月25日 野球&競馬■ジャパンカップ’18
1着アーモンドアイ 2.20.6 WR
2着キセキ
3着スワーヴリチャード
4着シュヴァルグラン
5着ミッキースワロー
--------------------------------------------
6着サトノダイヤモンド
7着ハッピーグリン
10着サンダリングブルー
11着カプリ
結果として1.5倍の1番人気アーモンドアイが2.20.6の世界レコードで勝った。そのレースをスタートからずっと引っ張ったのがキセキ。逃げ予想のウインテンダネスは先行するものの競りかけようとしないためキセキの完全な単騎逃げ状態。
1000m通過59.9
12.9 - 10.8 - 12.2 - 12.3 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 11.4 - 11.4 - 11.0 - 11.4 - 12.0
このタイムを見てもわかる通り単騎で逃げたキセキが直線残り200mくらいでアーモンドアイにかわされるまでずっと息の入らない超ロングスパートで引っ張っていた。後続が脚を使わされるような展開で、直線で交わしたアーモンドアイ以外は伸びてこない。というより、一応伸びてるんだろうが、このペースで走った後ではいかに中団や後方にしてもキセキを交わせるような脚が使えなかった。
1着アーモンドアイは2.20.6の世界レコード、6着までレースレコード。7着には地方馬ながら2.22.2という俺と同じ世代の競馬ファンにはおなじみのタイムで走破している。
1着アーモンドアイ
強い。後続に脚を使わせるペースで逃げたはずのキセキだったが、アーモンドアイにだけは通用しなかった。上がりタイム34.1(第2位)。単純にスタミナに優れているという話ではなく、消耗戦のような感じでも最後でいつもの脚が使える。斤量による恩恵は多少あったろうがこの馬、今がピークなんじゃないだろうか。かなり無理しても応えてくれる。オルフェーヴル 以来久々に凱旋門賞に挑戦してもいいと思う馬が現れた。今年というより今凱旋門賞があってそれに出てたらどうなったか見てみたい。
2着キセキ
天皇賞秋が仕上げのピークでもうお釣り無しかと思ってたが、天皇賞秋と全く同じような競馬をした。このよどまないペースで逃げると相当な馬でない限り対応できないのは2レースで証明している。天皇賞も今日も単騎逃げだったという事が少し有利に働いていると思うが、他の陣営に対し単騎で逃げさせたら厳しいという記憶を植え付けたのはこの馬の強さ。上がりタイム34.7(4位)。本当に絶妙なペースであり今日の世界レコードの立役者だと思う。今後、ますます警戒されるだろうし、競られるような展開になったときにどうかという疑問はまだある。前半59.9から以降ラストハロン以外全部11秒台、ラストは推定12.3か12.4だと思うのでさすがにバテたか。
3着スワーヴリチャード
天皇賞秋で痛恨の出遅れ、今回も正直好スタートではなくクビ差くらいは出遅れてたりする。それでも鞍上Mデムーロがスタートを警戒してたんだろう、すぐに加速し、、、加速してしまってなんと先行する事にw それで序盤から手綱を抑えて騎乗する姿が見られた。この馬は出は悪いが加速はいいのかなと。ただ、その先行してしまったのが結果的には良かったと思う。中団待機策などしてたら全然届かず3着は無理だったと思う。意図しない好騎乗的なところ。その先行してしまった事で位置取り的にやや余裕をもって仕掛けてしまったのは失敗だった。直線向いたときにアーモンドアイやキセキにすぐ手が届く位置にいなければ勝負にならなかった。上がりタイム34.7(4位)。
4着シュヴァルグラン6着サトノダイヤモンド
スワーヴとは対称的だった2頭。いつもどおり中団や中団やや後方に構えてしまったために全然届かないことになった。今日のレースは、どこに位置取っても同じような上りになるペース展開だったと思う。逃げたキセキが自身が勝つための末脚をギリギリ発揮できる絶妙なスタミナ消耗ペース。これよりペースが遅い場合後続がもっと速い上がりでくるし、これより早ければ自身がバテて終わるペース。となると前へ行けないのはマイナスでしかない。上がりタイム34.5と34.7。
今年も惨敗の外国馬
予想通り序盤からのペースについていけず両馬とも後方からの競馬になり、直線も高速馬場で伸びるはずがない。まったくの空気であった。
その他
やはり中盤からのあのペースで逃げられると脚を使わされた。9着のサトノクラウンでも2:22.6で走り切っているので、これ以上の着順の馬は完全にバテているわけではないけどキセキを交わすくらいの末脚は2400mでは出せない。
平成元年に牝馬ホーリックスがオグリキャップを退けて作った2.22.2の世界レコード。この時も驚愕のタイムだった(らしい)。平成最後の年にアーモンドアイが同じく驚愕の世界レコード。展開も結構似てる部分があり、平成元年もハイペースで逃げたホークスターとイブンベイは5着6着に残っている。
アーモンドアイが凱旋門賞いくなら前哨戦はフォワ賞じゃなくて、愛チャンピオンSとか英インターナショナルSなどフォワ賞より間隔の空くレースの方がいいと思うね。
キセキという馬は、超一流馬とその他をふるいにかけるような馬かもしれん。
1着アーモンドアイ 2.20.6 WR
2着キセキ
3着スワーヴリチャード
4着シュヴァルグラン
5着ミッキースワロー
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6着サトノダイヤモンド
7着ハッピーグリン
10着サンダリングブルー
11着カプリ
結果として1.5倍の1番人気アーモンドアイが2.20.6の世界レコードで勝った。そのレースをスタートからずっと引っ張ったのがキセキ。逃げ予想のウインテンダネスは先行するものの競りかけようとしないためキセキの完全な単騎逃げ状態。
1000m通過59.9
12.9 - 10.8 - 12.2 - 12.3 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 11.4 - 11.4 - 11.0 - 11.4 - 12.0
このタイムを見てもわかる通り単騎で逃げたキセキが直線残り200mくらいでアーモンドアイにかわされるまでずっと息の入らない超ロングスパートで引っ張っていた。後続が脚を使わされるような展開で、直線で交わしたアーモンドアイ以外は伸びてこない。というより、一応伸びてるんだろうが、このペースで走った後ではいかに中団や後方にしてもキセキを交わせるような脚が使えなかった。
1着アーモンドアイは2.20.6の世界レコード、6着までレースレコード。7着には地方馬ながら2.22.2という俺と同じ世代の競馬ファンにはおなじみのタイムで走破している。
1着アーモンドアイ
強い。後続に脚を使わせるペースで逃げたはずのキセキだったが、アーモンドアイにだけは通用しなかった。上がりタイム34.1(第2位)。単純にスタミナに優れているという話ではなく、消耗戦のような感じでも最後でいつもの脚が使える。斤量による恩恵は多少あったろうがこの馬、今がピークなんじゃないだろうか。かなり無理しても応えてくれる。オルフェーヴル 以来久々に凱旋門賞に挑戦してもいいと思う馬が現れた。今年というより今凱旋門賞があってそれに出てたらどうなったか見てみたい。
2着キセキ
天皇賞秋が仕上げのピークでもうお釣り無しかと思ってたが、天皇賞秋と全く同じような競馬をした。このよどまないペースで逃げると相当な馬でない限り対応できないのは2レースで証明している。天皇賞も今日も単騎逃げだったという事が少し有利に働いていると思うが、他の陣営に対し単騎で逃げさせたら厳しいという記憶を植え付けたのはこの馬の強さ。上がりタイム34.7(4位)。本当に絶妙なペースであり今日の世界レコードの立役者だと思う。今後、ますます警戒されるだろうし、競られるような展開になったときにどうかという疑問はまだある。前半59.9から以降ラストハロン以外全部11秒台、ラストは推定12.3か12.4だと思うのでさすがにバテたか。
3着スワーヴリチャード
天皇賞秋で痛恨の出遅れ、今回も正直好スタートではなくクビ差くらいは出遅れてたりする。それでも鞍上Mデムーロがスタートを警戒してたんだろう、すぐに加速し、、、加速してしまってなんと先行する事にw それで序盤から手綱を抑えて騎乗する姿が見られた。この馬は出は悪いが加速はいいのかなと。ただ、その先行してしまったのが結果的には良かったと思う。中団待機策などしてたら全然届かず3着は無理だったと思う。意図しない好騎乗的なところ。その先行してしまった事で位置取り的にやや余裕をもって仕掛けてしまったのは失敗だった。直線向いたときにアーモンドアイやキセキにすぐ手が届く位置にいなければ勝負にならなかった。上がりタイム34.7(4位)。
4着シュヴァルグラン6着サトノダイヤモンド
スワーヴとは対称的だった2頭。いつもどおり中団や中団やや後方に構えてしまったために全然届かないことになった。今日のレースは、どこに位置取っても同じような上りになるペース展開だったと思う。逃げたキセキが自身が勝つための末脚をギリギリ発揮できる絶妙なスタミナ消耗ペース。これよりペースが遅い場合後続がもっと速い上がりでくるし、これより早ければ自身がバテて終わるペース。となると前へ行けないのはマイナスでしかない。上がりタイム34.5と34.7。
今年も惨敗の外国馬
予想通り序盤からのペースについていけず両馬とも後方からの競馬になり、直線も高速馬場で伸びるはずがない。まったくの空気であった。
その他
やはり中盤からのあのペースで逃げられると脚を使わされた。9着のサトノクラウンでも2:22.6で走り切っているので、これ以上の着順の馬は完全にバテているわけではないけどキセキを交わすくらいの末脚は2400mでは出せない。
平成元年に牝馬ホーリックスがオグリキャップを退けて作った2.22.2の世界レコード。この時も驚愕のタイムだった(らしい)。平成最後の年にアーモンドアイが同じく驚愕の世界レコード。展開も結構似てる部分があり、平成元年もハイペースで逃げたホークスターとイブンベイは5着6着に残っている。
アーモンドアイが凱旋門賞いくなら前哨戦はフォワ賞じゃなくて、愛チャンピオンSとか英インターナショナルSなどフォワ賞より間隔の空くレースの方がいいと思うね。
キセキという馬は、超一流馬とその他をふるいにかけるような馬かもしれん。
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