■コンビニ問題

 もはや24時間開いてることが当たり前であり、社会生活の一部に完全に溶け込んでいるコンビニだが、どこぞのオーナーが24時間営業するのは無理と勝手に時短営業を始めて昨今少し問題になっている。

 個人的な事を言えば、深夜早朝に結構利用することが多いので24時間開いていてこそコンビニの価値があると思っている。昼間にも利用することは多いけど、昼間は客が多くてうっとおしい。じっくり商品を選びたいときなんて空いてる深夜早朝に行く。

まぁその辺の個人的な事情はおいておいて…

 正直、ニュースなどで取り上げられ有名になった東大阪市のフランチャイズオーナーの意見には無理があると思う。
・人手不足のため時短営業
・本部からのサポートが満足いくものではない
・契約に違反するなら違約金を払わなければならない
 よく目にする記事にはこういった事情が伝えられているが、この問題は2つの大きな争点があり、ニュースコメント欄を見るとこれを混同して考えているアホが多い。

この2点
●本部とフランチャイズの契約の問題
●24時間営業の必要性の問題

 経営が苦しいのは本部へ納めるロイヤリティが利益からではなく、売り上げから計算される点にある(コンビニ業界全部かはしらんが)。この点は俺も改善されてしかるべきだと考える。いかにもフランチャイズオーナーの立場が弱すぎる。きちんと必要経費を差し引いた利益からロイヤリティを納める契約に改めた方がいい。

・セブン本部は初めの契約の際、24時間営業ということは入っているとコメント

 ただ、俺は思うんだが一度ハンコを押して契約をした以上、契約書に書かれている事に違反すればやはり違約金なりなんらかのペナルティは受けて当然だろう。もし、反論があるならば勝手に行動せず、まずはその契約を満了した上で本部と次期契約について交渉するべきなんじゃないかと。それがビジネス。

 そうでないと契約とはいったい何?という事になってくる。世間の情けに訴えるみたいな方法は汚いと思うね。人手不足だろうが、儲からなかろうがそれは始めた人間の責任。どんな状況でも必ず儲かる商売なんて基本的には無い。世の中の情勢が変わってきたからと言ってそのせいにして契約を捻じ曲げるのは甘え。立場の上の本社が相当無理を言ってきて、そっちこそ契約違反だろって言いたくなるのは俺も理解できるけどね。


・コンビニ自体が地域の社会インフラとして、町の安心安全に貢献する役割になってきているため、24時間営業を前提とした営業に今はなっている

 企業ってただたんに儲けを考えるだけでなく(もちろんそんな下卑た会社も多いだろうが)、企業理念というものが存在する。まぁ俺たちが商売する建前みたいなやつ。経営者=社長なんかと食事に行くと刻々と語られてしまう事がある。上に書いたようなセブン本社が言ってる企業理念のようなものは決して間違ったものではない。それがこれまでと同じやり方では破綻しそうな状況なのだから、本社も変わっていかないといけないかもしれん。
 
 そういえば最近、近くのマクドナルドが従業員の勤務がキャンセルになったという理由(つまり従業員がサボった)から営業時間のはずが閉まっていたという事が1週間に2回もあった。もう少し詳しく聞いてみると深夜は3人以上いないと営業できない決まりらしい。だけどこれを印籠のように閉店してもいいというわけではなく、人材を確保できない店舗の責任なんじゃないかと思うわけ。

そんな事情客が知ったこっちゃねーんだよw

 マクドナルドの店舗検索やツイッターにもなんの告知もなし。営業時間に行ったのに完全な徒労である。事前に時短営業をすると告知しているだけ上記セブンオーナーはまだマシなのか。

 本当にいいかげんな世の中になってきたよなぁ。

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