大阪都構想 否決

■大阪都構想 否決

特別区設置住民投票結果

反対 675,829
賛成 692,996

投票率約62.35%

　住民投票の結果、前回（2015）同様否決となりましたね。俺は兵庫県民なので当然投票する権利はありませんでしたが、賛成多数になれば良いなと見守っていました。

　大阪市を廃止し特別区を設置したとして一体何が変わるのかは良く判っていませんが、現在の流れである東京一極集中を解消し、関西の経済力低下を防ぎ成長するための”旗印”にはなると思っている。むしろ都構想は二重行政による無駄を省くという部分が強調され、経済成長については誰にも判らない。

　当然、既得権益のあるものにとっては損をする事もあろうが、やっぱりこのままでは大阪（関西）はこれ以上発展しないといろいろ変化させようという大阪維新の姿勢には賛成である。

　ちょっと急ぎすぎた。コロナが無ければ賛成多数だったんじゃないかって思う。先行き不安な中さらなる改革に拒否反応が住民にあったのかも。説明会を開けば開くほど住民の不安を逆に掻き立ててしまったところも。

　あと、賛成派が多いとされる若者の投票率が低すぎるのがかなり影響してる。若者はこれから長く生きていく上で政治の影響を最も受ける世代なのに、なぜ投票に行かないのか疑問である。こういう選挙（投票）に限らず市政、県政、国政選挙（投票）は義務化してもいいのではなかろうか。

　そして敗戦後、任期満了で政界から引退するという松井市長。投票で負けたからだろうか？それともイメージ的なものか？俺は別に否決されたからといって引退までしなくてもいい気がするけど。投票でまけたら引退なんてしてたら国会議員は与党しか残らないよ。都構想自体も形を変えつつ、時期が来ればまた挑戦したらいい。

　ちなみに俺は同じ土地に生まれてからずっと住んでいるが、市が無くなろうとも何とも思わない。