2020年東京五輪について

いや、まだ決まっていないのは承知してる。

『不確実な時代に、確実な五輪』というJOC会長のメッセージはインパクトあると思う。2016年五輪開催を勝ち取ったブラジルが唱えた『南米初の五輪』というのと同じくらいに。今までオリンピックだのサッカーWCだの何回も招致合戦をしては敗れてきた時は無かった”大義”、それをようやく得たのではないだろうか。

俺は多分、2020年の五輪開催は東京に決まると思う。

(参考:週刊朝日)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130712-00000002-sasahi-spo

 最初の投票では過半数を得られる事はないと思うが、一番最初に脱落しそうなのはスペイン マドリード。トルコのイスタンブールが自国及び近隣シリアの政情の不安定から失速しているような報道は多々見られ、スペインが皇室者を担ぎ出して評価を上げているように見える。ただ、それでも最初に東京かイスタンブールと言われていたように、アドバンテージはあるんじゃなかろうか。

 後は、最初の投票で敗れたところに投票してた委員が、2回目の投票でどこに票を入れるかだな…。落ちたのがトルコだろうとスペインだろうとさらに次の開催を狙うなら、お互いの場所に票を入れる(自国を支援してくれた委員に投票を頼む)のは開催地域的に難しい。という所から東京に票が流れてくる。

重要なのはこの流れを日本の招致委員がつくっているかどうか。さすがに何もしないのに票だけ期待するのは虫が良すぎる。大きな逆風はない、追い風が吹く可能性も高い、だからあとは風が通る道筋を整備するだけ、かっこよく言えばこんな状況。

 確かに、東京で五輪を開いたからといって実質的に何のいい影響があるのか俺には判らない。単に世界的イベントの開催能力を世界に示すことと、招致に関連して発展途上国へのスポーツ支援の約束をする事で、国際的な発言力を上げる事ができるのじゃないかと期待してる。

 それにしても10数年前の大阪招致の時とは全然雰囲気が違うな。あの時は、大阪にIOC委員が視察にきてもほとんど無視状態で悲しくなったのを覚えている。北京が相手じゃ勝てるわけも無かった。



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