■天皇賞(秋)’11についてまとめたいんだけど、どうも気分が乗らない。

ペースうんぬんによらずアーネストリーの敗退は判ってた。
事前に一部であるがゆったり仕上げなどという報道があり、加えて左回りの東京競馬場しかも外枠であの馬を買うのは…なんの根拠で買ったのか不思議でしょうがない。元々有馬狙いなんじゃね?この馬は。

さらに今週には天皇賞以上に私が注目している、JBCクラシックが行われる。スマートファルコンVSトランセンド。ダート王同士の戦いが見れる。私的にはスマートファルコンの勝利と見てはいる。

JBCの記事のほうを先に上げるかもしれないな。



■この3日間のクライマックスシリーズなかなか面白かった

試合内容よりも野球実況板がw
ドラフトの日より盛り上がりが半端ないわ~
そのドラフトの日にニコ生で、パワプロ10のサクセス全4球団でオールAをつくる放送があった。結局34時間もかかってたけど、最後の最後が劇的でこっちも良かったわ。寝ずに34時間とか、俺にはまだ経験が無い。せいぜい三國志ONLINEの時の28時間くらい。

あくまで俺の経験だが…
 オンラインゲームにおいてこれだけ長時間ゲームやるとどうなってくるかというと、まず8時間目くらいに眠くなる、それを過ぎると二択。なにか面白い事又は緊張感のある事があると目が覚めて続けられるが、何もないと寝てしまってそこで終了。続いた場合は、飯、風呂と微妙な休憩を挟んで自然と眠くはならない。で、20時間目くらいにちょっとハイになってくる。周りの人(プレイヤー)に対して、対応がちょっと適当になってしまう。雰囲気が悪くなりそうな所を乗り越えられるかどうかは助言者がいるかどうかだと思う。妙な孤独感/孤立感を味わう。私のときは運良くその助言者が居てくれてそれを乗り越えられた。そして丸1日をすぎると昨日遊んだ奴とまた遊ぶなんて事も珍しくなくなり、挨拶なんかを交わしていると眠いとか全然なくなる。この辺で妙な達成感がでてきてゲーム終了で寝る。ただし…意外と寝れない、1時間2時間で起きてしまう。

 まぁこんな感じだったが、ゲームをどれだけ続けられるかはやっぱりモチベーションをどう保てるかだなと。俺の場合は、やってることが上手くいってるかどうかはどうでもよくて、例え失敗しまくってても会話が多いとモチベが長続きする。逆にPT組んで上手くいってても、会話がないと速攻で終わりたくなるw



P.S.一部リンクを整理しました。


■(゚Д゚)y─┛~~ DOL

商会(開拓街)維持のために一ヶ月課金したけど、オンラインゲームとしては最低の一ヶ月だったわ。やっぱ一緒に遊んでくれる知り合いが居てこそのオンラインゲーム。E鯖で遊ぶのはもうほとんど意味ねーなと思いだした。

 自分で言うのもなんだが俺みたいに考える人が居る以上、大航海時代ONLINEがますますソロゲー化していくこの様は、コーエー自ら破滅への道を踏み出してるのかも。で、プレイヤー人数が減れば減るほど、残ったプレイヤーに対して多重課金化されていくと…。今度のアップデート時に新規及び復帰者に対してキャンペーンが打たれてない(現時点で)のも、そういう方面での収入増はあまり期待していないのかもしれない。現にスクールチャットの人数など去年の今頃に比べたら2/3くらいでは?

 ある意味どこまでいくか見ものである

■お前たちはこれを覚えているか?
11月1日1枠1番1番人気
天皇賞(秋)’98サイレンススズカ

13年前の今日はその日である。



■天皇賞(秋)’11

(JRA公式サイト出馬表)
http://jra.jp/keiba/thisweek/2011/1030_1/syutsuba.html
(JRA公式サイト映像)
http://jra.jp/JRADB/asx/2011/05/201104050911h.asx

1着トーセンジョーダン 1:56.1 日本レコード
2着ダークシャドウ 1/2
3着ペルーサ 1/2
4着ブエナビスタ 3/4
5着トゥザグローリー 1-3/4

 単勝1番人気は昨年の勝ち馬ブエナビスタ2.8倍、前走宝塚記念2着からの直行。2番人気はG1実績は無いもののエプソムカップ、毎日王冠と東京競馬場1800を連勝のダークシャドウ5.7倍。3番人気はエイシンフラッシュ5.9倍、今年に入って天皇賞(春)2着、宝塚記念3着からの直行。
4番人気は京都大賞典勝ちのローズキングダム6.6倍。
5番人気にようやく今年の宝塚記念馬アーネストリー7.3倍。
6番人気ペルーサ8.2倍。
7番人気トーセンジョーダン33.3倍。
 という風な人気の構図。1番人気ブエナビスタが若干抜け気味の1番人気で、2~6番人気が混戦で、7番人気がぐっと離れてトーセンジョーダン。


 結果的にとんでもないハイペース(1000m通過56.5)でシルポートが逃げて、直線の坂の手前で先行勢と中団以降に構えていた馬ががらっと入れかわる。このハイペースで一番わりをくったのはアーネストリー。仕上げ不足、大外枠、さらに出遅れた上、無理して先行する。こんな無茶をすればいかにG1馬、いかに前哨戦の勝ち馬といえど惨敗する。直線にハイっても暴走したシルポートすら捕まえられない始末(最終的には交わしたが)。

 一見荒れた印象のあるこのレースであるが、着順に人気をあげれば7、2、6、1、10、3とさほど荒れてはいない。これは人気馬に中団待機勢が多かったからそれで収まったのか、それとも単に実力ある馬だからハイペースに負けず付いてこれたのか、なかなかのサバイバルレースではあったと思う。

 ハイペースの天皇賞で思い出されるのがダイタクヘリオス-メジロパーマーが飛ばしてそれを追走したトウカイテイオーが惨敗したレース。このレースは、後方待機のレッツゴーターキンとムービースターが1着2着という典型的なハイペース後方一気が決まったレースであった。しかしながら今年のレースは同じくハイペースでも若干性格が違っているように思える。なぜなら無理に先行したアーネストリー、距離不足のローズキングダムこそ惨敗したが、それを追走した実力馬がそこそこの着順に来てるからである。

もしかしたらハイペースハイペースと言われつつも(いやハイペースは間違い無いんだけど)、現在の競走馬はこれくらいのペースは耐えられて当たり前という事なのか?

 さて、毎回レース全体を振り返った後は上位各馬について記しているのだが、このレースでは特に思い当たるフシが少ない。強いて言うならば、、、

 ブエナビスタは、直線の残り100mで若干回りとくらべて失速してた模様。それが”年齢的能力の衰え”なのか”展開による過度な消耗による”ものなのかは判らない。ただ、特に牝馬について極端に走る気がなくなって成績が落ちる時があるのは珍しくない。ペルーサやトゥザグローリーはあいかわらずG1では1歩足りないし、トーセンジョーダンは勝ったけどハイペースに助けられた(いや、この馬の能力と展開がはまったというべきか?)印象。

出走馬の今後について、、、ローズキングダムは距離の関係からJCでは必ず巻き返してくる(出走すれば)と思われる。アーネストリーは右回りの有馬記念で。


うーむ、どうも今回は適当な振り返りになってしまった。
先週の三冠達成を見たことで気が抜けて、心はもう2日後のJBCクラシックに飛んでいる。


■ジャパンブリーディングファームズカップ クラシック’11(以下JBCクラシック)
大井競馬場2000m

(地方競馬サイト インターネット中継サイト 動画)
http://nar.chihoukeiba.jp/

1着スマートファルコン
2着トランセンド
3着シビルウォー


 スマートファルコン VS トランセンド

 去年のJBCクラシックから国内ダート重賞6連勝中のスマートファルコンVSドバイWC2着、先日のマイルCS南部杯優勝のトランセンド。お互いにこの秋は一戦ずつ消化している。前売り単勝オッズはスマートファルコン1.2倍、トランセンド2.4倍、、、そして離れて3番人気にシビルウォー29.2倍と完全に一騎討ちムード。それは払戻金からも証明されている。

単勝120
複勝100-100-120
枠連100
馬連100
枠単110
馬単150

 ちなみにトランセンドとスマートファルコンは同枠であり、単純に全ての馬の力が同じと考えれば同枠2頭の組み合わせは売れにくいはず。なのにこの結果。連勝で100円元返し、単勝で110円とかG1レースでは久々に見た一騎討ち状態。あくまで馬券上は…実際は、王者スマートファルコンと挑戦者トランセンドであった。



 レースはスタートからいつものようにスマートファルコンが飛ばして逃げる。トランセンドも元来、逃げに近い先行する馬なのでスマートファルコンに呼応するように付いていく。トランセンドの鞍上は勝負師、藤田伸二。この人、人気馬をマークさせると本当に怖い。レース映像からはそんなに押していたようには見えなかったが、スマートファルコンに対してかなりプレッシャーかけてるようにも見えた。スマートファルコンにとっては、これまで圧勝してきた日本テレビ盃、帝王賞、東京大賞典より遥かに厳しいレースだったと思う。

 道中、先頭スマートファルコン、2馬身後ろにトランセンド、さらに3馬身後ろにシビルウォー、その後は差が8馬身ほど開いて他の馬。上位人気の3頭が先行し、その3頭以外は一切用なし、そんな展開。出走馬の力量に差がある地方競馬やJRA下級条件戦ではよくあるのだが、それをG1レースでやってしまうこの2頭+1の凄さ。

 4コーナーで早めにスマートファルコンと武豊が仕掛け、それに遅れずトランセンドと藤田伸二が押して押してコーナー途中でムチまで入れて上がってくる。先に仕掛けたスマートファルコンが残り300~150あたりで差を広げ、残り100mからトランセンドに詰め寄られたが、貯金がものをいってゴール。

はいスマートファルコン、普通に強かったです。
逃げ脚質だけど直線早めに抜け出しの王者の競馬でした。これまでにない厳しい競馬を勝った。これだけの強さを感じるダート馬といえばクロフネ以来である。国内ダート重賞7連勝、このまま無事なら来年はドバイWC参戦という事になるのでしょう。海外競馬で入れ込まないこと、スタートでちゃんとダッシュがつく事、AWに対応できる事、課題は多いですが勝機は十分あると思う。次走について、小崎調教師は『状態次第だがJCダートに使えるようにもっていきたい』と語っている。中央の場で再び対決か!? ビクトワールピサ、JCダートにきたら盛り上がるだろうな~。

2着トランセンド。
直線で競り合えれば十分勝ちがあったと思うけど、競るところまでいけなかったのは力の差だと思う。かといってスマートファルコンより早く仕掛けて上手くいったかというとまた別問題で、いやそもそもスマートファルコンがずっと速度を保って走っていたので早く仕掛けたくてもそれができなかった可能性もある。さらに言うなら、もしかしたら藤田はスマートファルコンの直後くらいにつける、あるいは道中から競るくらいの位置に居たかったかも知れない。この辺は鞍上藤田のインタビューを聞いてみないと判らないね。ただ私としては負けたトランセンドも4コーナーからムチを入れて直線で力を出し切って2着だったので納得である。

3着シビルウォー。
ん~まぁ良く粘ったという見方もあろうかと思うけど、4着以下との実力実績の差を考えると順当な着順。粘った以外に特に見所なし。この馬がいなければ、、、という競馬がつづく予感がする。


 王者スマートファルコンと挑戦者トランセンドの戦いは終った。別に先に行けば王者というわけでもなんでもないんだが、今回のこの2頭のレース構図は明らかにそれであったと思う。外枠からでも先行し4コーナーで自然な形で上がっていったスマートファルコンに対して、4コーナーで鞍上が押して押して加速をつけて差しきりを狙うトランセンド。そして果たせず(届かず)敗れた。後にトランセンド鞍上藤田が『レース内容に悲観していない』と語っているが、俺にはやや疑問が残る。でもトランセンドが決して弱いわけではなく、特に精神面においては相当強いと思われる。今までにトランセンドのように海外遠征から戻ってきて、国内レースで好結果を続けたという馬はそう多くない。今回のJBCクラシックはダート国内最強を決める大一番ではあったが、次のJCダートもまた大一番になりそうである。



最後に勝利ジョッキーインタビューの一言
JBCクラシック5連覇の武豊『来年ドバイ行きたいですね』




JBCスプリント…
 順当。スーニ、大外鮮やかにゴール前で差しきりレコード勝ち。

JBCレディスクラシック…
 典型的なマーク競馬でした。ラヴェリータを直後でマークしたミラクルレジェンドがゴール前できっちり差しきりレコード勝ち。




■ドラクエオンライン

 wii用なので現状ではプレイできない私。かといって、それだけのためにwiiを買うのも無駄かな~とおもいつつ、先日中古ショップでwiiの価格を見てみた。バージョンまでは良く見なかったがそれは1万円を切っていた。すこし気持ちが揺れた… … …。4gamerによると11月中旬より段階的にβテストを行い、テスターを募集するらしい。課金形態はどうなるんだろうね。もし万が一、月額制を採用するなら最後の月額制大型MMORPGになりそうな気がする。しかし、おそらくはアイテム課金制または、アイテム/定額併用ハイブリッド課金であろうと思われる。

 それに関連して、こんなニュースもあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111107-00000577-san-bus_all
 まぁこのご時世、この流れは判ってたけどw もはやゲームは総オンライン化して、元手のかかる”もの”ではなく、仮想空間の”データ”で金を取る時代だ。



■2011年ドラフト 日ハム1位指名 菅野

 本日、日ハムと初交渉。

 菅野が入団拒否の姿勢というニュースがあって以来”入団するべき”や”結局来年巨人入団か”なんて他人の人生に口出しする意見が目立つ。どうも反虚カスから、巨人叩きの格好の餌になってしまっていてかわいそうである。いろんな意見の中唯一俺もそう思うというのは”親(周囲)がでしゃばりすぎ”というものである。しかし、それもマスコミが面白がって取材しそれに色つけて書いている記事に煽られた意見だろうが。

 そりゃ俺も巨人の一本釣りかと思われたドラフトで日ハムが強行指名し、交渉権を獲得した時には、日ハムやったな~と思ったけどそれはドラフトの話。入団するしないは個人の自由だし、今年入団拒否し来年巨人に入ってもなんの問題もないと思っている。巨人は近年、他球団からの補強もさることながら生え抜きの選手をきっちり育てている(2軍の太田は??)。ここがタイガースファンとしては非常にうらやましい点である。今年日ハムに入団するのも、1年浪人生活を送って来年巨人に入るのもどちらでも良さそうな気がするね。



■みやこステークス

 いきなり余談だがwレース名の”~~ステークス”というのが俺は大嫌いだ。かつてなら~~特別とか~~賞というふうに漢字名が多かったのが、変に外国ナイズされてるのかステークスというカタカナ表記名がえらく増えているのに違和感がぬぐえない。年齢表記が変わったときに2歳G1レース名も変わったけど、”阪神3歳Sが阪神ジュヴェナイルフィリーズ”、”朝日杯3歳Sが朝日杯フューチュリティステークス”。なんだこれw
 
 …というところで、先日のこのレースにはトランセンドが勝ったマイルCS南部杯4着馬エスポワールシチーがでていた。この馬、世間では南部杯で復活の兆しとか言われてたのだが、俺はまた違う見方をしていた。南部杯のエスポワールシチーは2年前の全盛期のように先行し、直線入り口で先頭に立って突き放… … …せなかった。ここが問題。フェブラリーSやJCダートを勝った時は入り口からの加速が凄く、他馬が完全に置き去りにされていた。かつてメジロマックイーンがみせていたようなどこからでもかかってこいという風な王者の競馬。それがこのレースでは自分の展開に持ち込みながらも直線で離せずゴールだいぶ前で力尽きてる。俺は復活の兆しというより、むしろ能力の衰えを感じてしまっていた。

 なのでこのレース、エスポワールシチーにとってもし本当に復活するなら試金石となろうものだと思っていた。つまり、トランセンドやスマートファルコンに比べ遥かに格下ばかりのここで、5馬身差勝ち以上なら2強と戦える力がある、3馬身差勝ちなら保留、僅差勝ちならもう駄目な具合に考えていた。負けるなんてのは論外。

 結果、3馬身-1/2差勝ち。
 …微妙だ…
 格下相手にかつての先行抜け出し競馬は出来たものの、とりあえず2強の次に位置するだろう事は判ったぐらいである。だから次走、エスポワールシチーは2強と同じくJCダートらしいがはっきり勝てないと見た。馬場が坂のある阪神に移るのでスマートファルコン、トランセンドの勝敗は微妙だが、エスポワールシチーは多少の上積みがあったとしても明らかに劣る。
 


■読売巨人軍 清武英利球団代表 緊急記者会見

本日、文部科学省内で清武英利球団代表が緊急記者会見

<巨人>清武代表が渡辺会長を告発「人事介入は人権侵害」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00000061-mai-base
巨人内紛・清武声明(上) 渡邉氏批判、基本的人権ないがしろにした
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00000547-san-soci
巨人内紛・清武声明(中) 酔ったうえで事実に反する発言「経営者として許されない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00000548-san-soci
巨人内紛・清武声明(下) 「最高権力者がコンプライアンス破ってはならない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00000549-san-soci


要するにナベツネ(渡辺恒雄・巨人球団会長)、横からうるせーよと。

権力者のナベツネさん自身がコンプライアンス(内部統制に関する事柄)を破るのはいけませんよと言っている。それまでにもいろいろ積もり積もったものがあったのだろうが、球団人事に直接権力をもっていないナベツネさんが、今秋急に巨人ヘッドコーチを岡崎から江川に変えようとした事で清武球団代表が我慢できなくなったらしい。

普通ならこんな身内のゴタゴタはマイナスイメージなので広めたくないよな?
当然、清武代表も重々承知しているはず。それでもなおこういった会見に踏み切ったのは、自らの力だけではどうしようもない(ナベツネさんを黙らせる事が無理)と判断したからだろう。ナベツネに反旗を翻す形で自らのクビをかけて、マスコミを利用してでも状況を変えたいと。他球団のファンを巻き込んでまで訴える必要があったと。

もう後には引けないところまできてるのだけはわかった

 ちなみに清武自身がクビになる可能性に関する質問が会見の最後に記者からあったが、それに対して清武代表は、”ナベツネさんならオリンパスのような過ちの上塗りをするような事はないと…”という風な、若干褒め殺し気味な回答。個人的にもっとも嫌いな言い回しが最後の最後ででた感じだね。偉いさんの会見といえば、都合の悪い質問には答えない、早々に会見をうちきるなんてのが俺のイメージなんだが、清武代表(ともう1人)はかなり丁寧に記者の質問に答えていた。それだけ必死になってマスコミを利用し、状況を自分の思うとおりに運ぼうとしているのだと…。会見途中で涙のシーン?があったけど、正直一時の感情又は演技乙としか…。俺のような人間には逆効果。

 俺自身はナベツネに対してそんなに悪いイメージは抱いてない。むしろ、ナベツネは日テレの地上波放送を推進していた人だし好意さえもっていた(一時期、日テレ劇空間プロ野球中継の延長が21時50分台まで伸びていたのは彼の影響と言われている)。そして、俺は彼くらいの豪腕がなきゃプロ野球界のしゅう落は止められないと思っている。そのためならドラフト制度のごたごたなどどうでもよい。


清武代表の言ってる事は正論だと思う。
そして権利のない人間が強引に事を進めようとするのは、その権利をもってる者にとっては大変迷惑な事であり、今回のように混乱を招く事になる。間違いなくこれが会見の本筋だよ、これを間違えちゃイケナイ。だが、しかし、この会見はちょっとしょぼかったような気がしてならない。巨人軍フロントを割るような行為、選手や名前の挙がった江川を利用した権力闘争、、、、マイナスイメージが大きいな。

 俺が言いたいのは、頭は二ついらないって事。例え何の権利をもってなくてもナベツネをトップとしてやれば問題ないと思うわけ。清武が妙に代表ぶるというか、権力欲が出てるというか、ナベツネを排除したがってるというか、そんなものハナから考える必要なんてないんだよ。渡辺商店じゃ駄目とか皮肉ってるけど、それじゃあナベツネを排除したら清武商店になるだけだろと。肩書きがどうあろうと、上から下へ流れればいい。


 ちなみにニコ動では公式生放送が13:50の開場直後に満員、ミラーが確認できただけでも8個あったね。

俺、
1.公式生放送入れず
2.ミラー1、開演2分前に追い出される
3.ミラー2、開演25分後に追い出される
4.ミラー3、最後まで見れた。

日テレ系読売テレビのミヤネ屋は完全スルーでした。



■でもさ、この一件今だから言えるんだけど、三國志ONLINEの廬山サーバーの部曲で俺が今回の清武に近い立場で体験してるんだよね。

 全く周りの意見に耳を貸さないワンマン部曲長と、助言したがゆえに最終的に部曲から出る事になった俺含め数名みたいな。お前が間違ってるんだという証拠まで出してるのに”それで?”じゃあ呆れるよね。部曲に残った人も結構いたけど、出て行った人に話を聞くとほとんど理由は一緒だったし、残った人にも同じ思いの人は居た。

だから清武の気持ちもわからないでもない。




■エリザベス女王杯’11

1着 スノーフェアリー
2着 アヴェンチュラ クビ
3着 アパパネ 1
4着 ホエールキャプチャ 1-1/2
---
11着 レーヴディソール

(JRA公式サイト出馬表)
http://jra.jp/keiba/thisweek/2011/1113_2/syutsuba.html
(JRA公式サイト映像)
http://jra.jp/JRADB/asx/2011/08/201106080411h.asx

 スノーフェアリー、ダンシングレインの外国のチャンピオンホース2頭に、アパパネ、エリンコート、サンテミリオン、レーヴディソール、アヴェンチュラといった国内G1馬(ただしいずれも牝馬限定)、さらにホエールキャプチャとかアニメイトバイオといった有力馬。メンバーの豪華さはエリザベス女王杯史上過去最高である事は間違い無い2011年のこのレース。

 一番の注目は昨年のこのレースの覇者スノーフェアリー、凱旋門賞3着もさることながら、その後さらに英チャンピオンS(直芝2000m)を使っての参戦というのだから女傑という名がふさわしい。これに対して2番手候補が国内G1勝ち馬勢という事になるんだが、私は前走惨敗のアパパネ、無敗ながらクラシックを棒にふったレーヴディソール、善戦マン化しつつあるホエールキャプチャあたりがどのようなレースをしどんな結果になるか注目してた。

で、スプリンターズSの事が頭をよぎる俺。
あのレースは超一流の外国馬が一番人気で、日本勢がこの馬には絶対に勝たせないという意気込みが見れたレース(過去ログ参照)。同じパターンになりやしないかと心配してた。


 スタートはホエールキャプチャが好スタート、スノーフェアリーはまずまずのスタートであったが若干横によれていて、もしかしたら接触があったかもしれない。最内のアヴェンチュラは秋華賞とは違い、この馬本来の6~7番手の先行位置。その直後外側にレーヴディソール。こういったところで押し気味で先頭を奪ったのがシンメイフジ。スタンド前を過ぎて1コーナーにかかるときにはすでに大逃げの体勢、2番手にホエールキャプチャ、以下アパパネも先行勢に加わっていた。スノーフェアリーは後方で位置取りを探っているようにみえた。

 1000mラップタイムが57秒と伝えられるが、先々週の天皇賞(秋)がアレだったのであまり驚かなくなっていた。ただ、押し気味の大逃げなのでそのまま逃げ切りにはならないだろうとは思った。それでも3コーナーの坂を上りきったあたりでは、もしかしたら?なんて雰囲気を感じつつも、下り坂のシンメイフジの手ごたえの無さからやっぱり無理だなと思った。4コーナー出口でもまだ7馬身8馬身以上の差があったものの、各馬がスノーフェアリーをマークするため仕掛けが遅れて人気薄の馬が逃げ切り…なんてのは起きなかった。

 4コーナー出口では、先頭シンメイフジ、2番手アパパネ、3番手アヴェンチュラ、、、スノーフェアリーはまだ後方。でも、これが展開のアヤというやつか?

各馬が大逃げ馬を捕らえに一斉に加速したため、4コーナーで全体的に膨れて内が空いた

 この状況が後方待機のスノーフェアリーに味方し、本来外を回らされる可能性の高いところ簡単に内を付く事が出来てた。直線半ばでホエールキャプチャがシンメイフジを捉えて先頭、あとは4コーナーでの位置取りの逆順に先頭が入れ替わり、スノーフェアリーが抜け出した所でゴール。ちなみに大逃げのシンメイフジは7着に粘っている。

 勝ったスノーフェアリーにとっては、本当に絶妙なレース展開だったと思う。当然他の馬からマークされているだろうこの馬、そのために仕掛けが4コーナー付近に集中し内が空く。そこへ突っ込む事が出来たのがスノーフェアリー。鞍上、大逃げになった時点でこの展開を読んでたのか?というくらい上手かったね。1着~4着までのうち、後方待機勢はスノーフェアリーのみ。他3頭は先行勢だったという所だが、前残りの競馬というにはちと違う。5着に中団待機のレインボーダリアが入ってる事からいずれの位置取りにもチャンスはあったレース。または、4コーナーの”ふくれ”を回避できたスノーフェアリーと先行勢の競馬。


1着スノーフェアリー。
 なんていうか引き上げてきた時の他の馬が、おまえこのレースじゃなくてJC行けよと、そんな雰囲気だった。展開に恵まれて内をつけたとはいえ、抜け出す時の瞬発力は並じゃない。高速決着から欧州の重馬場まで対応し結果を出すこの馬と、厳しいローテでもきっちり仕上げてきた陣営、展開を確実に勝ちに結びつけた鞍上ムーアには脱帽です。

2着アヴェンチュラ。
 全力を出し切ったのじゃなかろうか。直線でクビを上げ気味でアパパネの方へよれてたものの、脚は止まってなかったし、実際スノーフェアリー以外には負けてない。もしかしたらスタートで若干後手を踏んでしまったかもしれないが、それ以外で不利は見当たらなかった。

3着アパパネ。
 前々走6着、前走大敗でもう終ったのか?と心配したが、結果的に3着で安心した。このレースで最も安定したレース内容だったのはアパパネと思う。

4着ホエールキャプチャ。
 実力ありと示したものの4着、勝てそうで勝てなかった。シンメイフジを捕らえる寸前は本当にこの馬がやったか?という脚色だったけど、捕らえる時にはもう他の馬に交わされるなという状況になっていた。G1でずっと善戦、何がたりないんだろうな。このまま善戦マンのままなのか、ステイゴールドのように経験を積めば金をつかめるのか、それとも善戦すら不可能になって終るのか、すこし注目したい馬です。

11着レーヴディソール。
 道中は中団の外側を走り、4コーナーでも外を回らされてた。4コーナーでは加速できずに他の馬の置いていかれ、直線でも脚が伸びず惨敗。良いところが全く無かった感じである。この馬の4コーナーを走ってる様子は悪くなかったと思う。普通に伸びなかったか、だとすると実力が無いという事になる。これが復帰緒戦でこの展開だし、もう1レースは見たいね。

俺はすでに全く注目していなかったが、サンテミリオンとエリンコートはもう見限っていいだろう。外国馬ダンシングレイン、なんだか一昔前のジャパンカップの有力外国馬みたいだった。陣営のレース選択ミス。




■今年の国内G1レースここまでのマイベスト3

1.スプリンターズS
2.JBCクラシック
3.エリザベス女王杯


....全部秋だ

中国産とは

2011年11月20日 いろいろ
中国産とは
■画像→(※クリックで拡大)

 これは、両親が今月頭に中国へ旅行へ出かけたときのみあげものの中身。ごく普通の味気ないチョコレートだが、包装の仕方がまるで駄目。





 画像中に写っているものは、二つとも箱から取り出した直後のもの。右側はまぁそれなりに包装がほどこされているのだが(それでもひと目雑と感じる)、左側はなんとチョコレートがむき出しになっている部分が見える。こんなものが売られているのが中国。家に帰り着いた母親が腹痛から体調をくずしてたようだし、中国の食の衛生状況の惨状たるやとんでもないものらしい。

 しかし、こういったことは中国だけじゃなく、日本国外なら当たり前なのかもしれない。となると、いかに日本では食の安全が確保されているかという思いになり、昨今ニュースで流れている『TPP』参加について相当不安になる。食そのものの不安もさることながらもし、どこぞの国から輸入されたもので病人(あるいは死人)が出たとしてそのものの輸入国に対してちゃんと謝罪と賠償、対策を求める事が今の日本政府はできるのだろうか?と。

それにしても俺がTPPについて一番疑問なのが、

参加する事ありきで議論しようというところ

 こういう協定に参加するか否かは、その協定がどういうものか明らかにしてから内容及びその効果を吟味し決めるものである。しかし、このTPPに関して伝え聞く所では協定の内容が定まっていないのにもかかわらず参加するか否かの議論になってる。協定の内容がわからないのにそれに参加しようとするなんて全く意味不明である。TPP参加によって一体どういう効果が日本にもたらされるのか、野田首相他政治家がまったく判ってないか、或いは国民には話したくないのか…。

ごく単純に考えてデメリットは、
参加しない>日本が孤立化する
参加する>格安農産物が輸入され農業が廃れる

んなこたー小学生でもわかるんだよw

参加するにせよ、しないにせよ、そのデメリットを解消する方法を考え、外国と交渉し国民に知らせるのが政治家の仕事のはず。この辺、どういう風に考えてるのかが今の政府からは全く伝わってこない。災害に見舞われて大変な時にASEANに2兆もの大金を援助する話にしてもそう。なんらかの利益があるから援助するのだろうけど、具体的にどうなんだ?というのが全く伝わってこない。

国民が直接問いただす場がほしいよな~。




■話題は変わって先日の日本シリーズ第6戦、テレビ朝日の中継

 解説 栗山英樹、ゲスト解説 ダルビッシュ。こういうくくりであったが、実際見てみればいう事が全くの逆、逆、逆…(カイジ風)。栗山がなんというか俺がここで書いてる駄文のような話をするのに対し、ダルビッシュの方がしっかりと内容のある事を言っているのだ。元来日本シリーズやオールスターに呼ばれるゲストなんてのは対したこと言ってないのだが、この日のダルビッシュははかなり聞ける話をしていた。そりゃトークのタイミングや話し方なんかは栗山の方がなれてたけど、内容ではダルビッシュの方に軍配が上がる。彼、引退後に解説者になっても仕事ができそうな気がする。




■阪神競馬場(関西)からWSJSが取り上げられた
関東と隔年開催だけど、毎年恒例じゃなくなった時点でこの表現がふさわしい。

(JRA公式サイト)
http://jra.jp/news/201111/112105.html

(JRA12年度賞金26億減額)
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20111121-OHT1T00241.htm?from=related


 賞金減額が始まるともう…地方競馬には財政難からそうやってきて、それでも駄目で潰れた所が多々ある。賞金減額という事は予算が減らされるという事で、派手な宣伝や興行(企画)がうてなくなって、人気及び収入の低迷に拍車がかかる(むりにやろうとすればチープさだけが目立ち逆効果)。その流れは当然馬産にも影響を及ぼし、私が子供の頃は年1万とも言われた競争馬の生産頭数が今や7千。実際はもっと減ってるかもしれない。JRAの収入がピーク時に比べ約2/3に落ち込んでるのとほぼ同じ割合で減っている。

 仕方ないよ、これがJRAの怠惰運営の結果。その理由の1つは競馬を好きになってもらおうという事より、とにかく馬券を買えという運営態勢。そんなの馬に興味がないのに競馬人気があがるわけないじゃん。これで馬券を買ってくれるのは普通にギャンブルとしてみてる人だけ。プラスαが無い。
 もう1つの理由は、何もかもが後手後手の対策で世界的番組編成でも香港やドバイ、アメリカ、欧州に主導権握られてる事。日本のジャパンカップより後発のアメリカBCが一大イベントとして拡大の一途なのに対し、ジャパンカップはダートが追加されたにとどまる(しかも別の週)状況。また、世界的ダートの根幹距離である2000mのG1レースが中央競馬にはない。番組改編が何度と無く行われているがとても競馬ファンを納得させるものではないと思う。強い馬、というより速い馬を作るのには成功したと言える日本競馬界だが、犠牲にしたものも大きかったんじゃないかな~。



 なのにJRA!
 ワールドスーパージョッキーズシリーズ(以下WSJS)を関東/関西で交互に隔年で行うとはどういうこった??ただでさえ、大レースは中山東京偏重な番組編成なのに関西を軽視してそれで人気が回復すると思ってンのか!?WSJSは冬の阪競馬場の恒例イベントだったのに、来年から阪神競馬場での開催は1年おきになってしまう。隔年で穴が開く事になった阪神開催(阪神JFはあるけど)に対する代替案はみあたらない。一体何の効果を見込んでの変更なんだろうか?

 WSJSを関東/関西で隔年にするなら、JC及びJCダートをひとまとめにしてこれをWSJS開催地とは逆の方でやってほしい。東京競馬場をダート2000mに対応できるように改修し、JCダートを2000mに変更した上でね。あと、来年は春にリニューアルなった福島で開催がある。前にも言ったけど、毎年中山の荒れ馬場で行われる皐月賞を来年に限っては馬場の良い福島で行ってはどうだろうか、と思っている。復興の地で大レースを行う事は人気面でプラスだろう。さらに言うならリニューアルついでに福島の馬場をAWにしてもらいたかった。


という怒りでありました。

他にも負担重量についてや短距離偏重変更について不満はあるのだが、やっぱりWSJSの隔年開催は納得いかんな~。


■JC’11の注目点

(JRA公式サイト 出馬表)
http://jra.jp/keiba/thisweek/2011/1127_1/syutsuba.html

>>出馬表と簡単な経歴<<
1枠1番ジャガーメイル:去年のJC4着、近走ぱっとせず
1枠2番ブエナビスタ:天皇賞(秋)4着、宝塚2着
2枠3番ローズキングダム:京都大賞典1着、天皇賞(秋)10着、去年のJC優勝
2枠4番オウケンブルースリ:2年前のJC2着、前走G2で僅差2着
3枠5番トレイルブレイザー:そのG2アルゼンチン共和国杯優勝
3枠6番トゥザグローリー:天皇賞(秋)5着
4枠7番ペルーサ:天皇賞(秋)3着
4枠8番ヴィクトワールピサ:ドバイWC優勝、今年3戦目
5枠9番サラリンクス:カナディアン国際G1優勝
5枠10番キングトップガン:函館、目黒記念連勝、ただし以降6着12着
6枠11番ミッションアプルーヴド:外国馬近走474
6枠12番ウインバリアシオン:ダービー、菊花賞2着
7枠13番デインドリーム:凱旋門賞4馬身圧勝
7枠14番シャレータ:その凱旋門賞2着
8枠15番エイシンフラッシュ:天皇賞(秋)6着、去年のダービー馬
8枠16番トーセンジョーダン:札幌記念、天皇賞(秋)連勝

 名前だけは結構そろったなという印象。外国からは今年の凱旋門賞1着2着馬が出場する。残念ながら国際色豊かというレースではなさそうである。

注目点その1、敗戦からの建て直し…ローズキングダム、ブエナビスタ、エイシンフラッシュ
 いずれも天皇賞(秋)で敗れたメンツであるが、このなかで距離適正から考えて必ず上がってくるのがローズキングダム。早すぎる流れじゃない事、直線入り口で一気に離されない事、その二つが条件で勝ち負けあると思う。逆に優勝した去年のダービーのようにある程度早い方がよさげなエイシンフラッシュ。ただし、さらに後ろから交わされたら意味無い。成績だけみれば3頭の中で最も安定しているブエナビスタ、前走天皇賞(秋)の最後で見せた”失速”が非常に気になっている。それが衰えや覇気の枯渇からくるものなのか、単に流れによる失速だったのか注目点である。

注目点その2、素質馬の見極め…トゥザグローリー、ペルーサ
 両方ともG1では毎回そこそこの人気になりながらもレースでは今一歩、いや二歩くらいたりない。そろそろ取捨選択見極めの時期に来てると思う。

注目点その3、凱旋門賞1着2着馬…デインドリーム、シャレータ
 今年の凱旋門賞は2:24.4という高速決着。そのレースを4馬身~5馬身で圧勝したデインドリームが出走する。一見すると日本の高速馬場にも合いそうではあるが、本当にそうなのか?欧州の高速と日本の高速が性質が同じとは限らない。このあたり非常に興味がある。というのでそのレースの上位2頭には注目している。

注目点その4、天皇賞(秋)馬…トーセンジョーダン
 天皇賞(秋)はレコード決着ながらスピードよりスタミナで制した印象がある。よってこの馬は、距離が伸びても十分対応できるはず。、、、という脳内理論が正しいかどうかを見たいので注目している。

注目点その5、今年の3歳馬…ウインバリアシオン
 ダービー、神戸新聞杯、菊花賞でいずれも三冠馬オルフェーヴルの2着だったウインバリアシオンが出走する。オルフェーブル自身が出走しないのが非常に残念でならない(有馬よりJC出てほしい)が、同世代のウインバリアシオンと安藤勝巳がどういったレースをしてくれるのか注目してる。

注目点その6、調整不足がつづくヴィクトワールピサ
 今年に入り中山記念、ドバイWCの2戦しか使われていないヴィクトワールピサ。春には香港エリザベス二世C、秋には凱旋門賞といずれも出走回避。どうも慢性的な何かがあるんじゃないかと疑う。やっぱり皐月賞時の鞍上岩田の無理追いが影響してるのではと思われてならない。もし鞍上ずっと武豊だったのなら…


あと、展開。
出走馬の中に逃げ馬いる?


以上かね。
予想なんてのはできません。




■マイコプラズマ肺炎
ヤフーニュースより、増加傾向にあるらしい。
良く考えてみれば俺も00年くらいから数年前に2度3度かかってた疑いがある。冬~春にかけて2、3ヶ月ほどの期間で、時折せきが止まらなくなる事がある。俺の場合は、ピーク時でも軽く吐く程度で治まっていた。吐きながらも大航海時代ONLINEの海事やってた事があるというのは何度か記事に書いた気がする。こういう症状は風邪をひいて熱が出るなんて事がきっかけになったので、最近ではそれに注意するようになった。


JC’11

2011年11月27日 野球&競馬
■JC’11

(JRA公式サイト 出馬表)
http://jra.jp/keiba/thisweek/2011/1127_1/syutsuba.html

(JRA公式サイト 映像)
http://jra.jp/JRADB/asx/2011/05/201105050810h.asx

1着 ブエナビスタ
2着 トーセンジョーダン クビ
3着 ジャガーメイル 1-3/4
4着 トレイルブレイザー 1/2
5着 ウインバリアシオン 3/4
------------------
6着 デインドリーム (1番人気)
8着 エイシンフラッシュ (5番人気)
9着 ローズキングダム (9番人気)
13着 ヴィクトワールピサ(4番人気)
16着 ペルーサ (3番人気)


 毎年恒例、日本馬対外国馬のジャパンカップ。今年はジャパンカップ史上はじめて双方が世界のチャンピオンホースを有してのレース。私は、先日の記事に書いたようにさまざまな注目点をもって見ていた。

 レースのスタートで凱旋門賞馬デインドリームが少しダッシュがつかず、それを取り戻そうと鞍上が積極的に行き場を探してるようだった。しかし、その行為によって前の馬に近づく事になり1コーナーで不利を受けた模様。前を走ってる馬(オウケンブルースリか?)が煽って立ち上がり気味になり、その直後外につけていたデインドリームが少しあおられてしまった様子。一方、日本のチャンピオンホース、ドバイWC勝ちのヴィクトワールピサは最後方。私には追込にかけ脚を溜めているというより、単に追走しているだけに見えた。体調が万全じゃないのだろう。結果的にこの2頭は掲示板に入れずに負けている(前者6着、後者13着)。

 という風に、いきなりメインの2頭に勝ちがなくなったなと素人目にもわかる展開で始まったレース。先行するのは外国馬ミッションアプルーヴドと2番手にトーセンジョーダン。ブエナビスタは中団やや前の内側、直後の外にローズキングダム。1000m通過は参考タイム61.8秒。

 レース中盤までとくに大きな動きも無くたんたんと流れていた中、残り1000m手前あたりで、ウインバリアシオンが中団やや後方から一気に前にあがってくる。鞍上の安藤勝巳はこの馬をなんとかして勝たせようという苦心の結果、この展開かな。ほんと神戸新聞杯からここ数戦は苦労、苦心、工夫が見て取れる。安藤勝巳は今JRAのジョッキーで指折り(№1か?)の勝負師だと思うわ。

 4コーナーから直線入り口は先頭外ウインバリアシオン、内ミッションアプルーヴド、直後トーセンジョーダンという態勢、ブエナビスタはその3頭を前におき、さらに外側に数頭を見る7、8番手の内側でまだ我慢。デインドリームは後方3番手、ヴィクトワールピサにいたっては最後方のまま。残り400mあたりで先にしかけてたウインバリアシオンがちょっと苦しいかなというところ、かわって内から外へ若干強引に持ち出してきたブエナビスタが上がってくる。

 直線残り200mでトーセンジョーダンとブエナビスタの2頭が少し前に出て一騎討ち状態。外へ持ち出していたブエナビスタが少し前に出たところでゴール。このレースには、世界チャンピオン2騎が早々に脱落した、ウインバリアシオンが大まくりに出た、ブエナビスタが直線でうまく外へ持ち出せた、それくらいで特に目立ったかけひきめいたものは感じなかった。

1着、ブエナビスタ。
 前走天皇賞(秋)の最後の失速は展開によるものだとほぼ判明。このレースは一応、ブエナビスタ鞍上岩田の好騎乗という事になるのかな?直線最後の追い方を見てると皐月賞のヴィクトワールピサを思い出してならない。1レースにかける気迫は伝わってくるしそういう意味で岩田は勝負師として十分なんだろうけど、その代償として馬に対する負担がかなり大きくなってると思う。短期免許の外国人ジョッキーに似たところあるね。有馬記念は最後の最後でふんばりがきくかどうかちょっと心配である。

2着、トーセンジョーダン。
 終始先行し、途中のウインバリアシオンの仕掛けにも煽られる事無く自分のレースを貫いた様子。天皇賞(秋)とは全く違うペースのレースだけど上手く流れに乗れてたね。そして、、、俺の脳内理論(前項参照)が間違ってない事が証明されたw。

3着、ジャガーメイル。
 展開に恵まれた面が少しみうけられた。それは4コーナー~直線入り口ではブエナビスタのさらに内側につけてたこの馬。ブエナビスタが外へ持ち出したため、まわりに自由な空間ができ、進路を自由に選択する事が出来た(結果的にはブエナビスタと同じ進路選択だったが)。良くレースを見直してみたらこの馬はレース最初から最後までずっとブエナビスタの直後であった。

5着、ウインバリアシオン。
 若干スローな流れを大まくりして先頭に並んだあたりまでは予定通りだったと思う。だが、直線入り口でさらに加速して少しでも後続を離す事ができなかったので負けた。まくりはスタミナを消費する代わりに、速度を得る戦法。その速度がちょっと足りなかった。それでも粘って5着、世代代表の面目は保った。有馬記念に体調万全で出走できるならかなり期待できると思う。でもそのレースにはオルフェーヴルがいますがね。

6着、デインドリーム。
 数々の凱旋門賞馬が敗れてきたジャパンカップ、高速決着を制した馬だからこそという意味でデインドリームに期待したファンは多かったと思う。でも無理だった。やっぱり欧州の高速と日本の高速馬場では違う。それと事前情報で”すべてが上手くいってる”、”順調にきてる”と伝えられ体調は良さそうなんだろうけど、G1戦闘モードに仕上げられてるのか?という点で疑問はあったね。

13着、ヴィクトワールピサ。
 この馬は順調に見えてもやっぱりなにか不具合を抱えてるんだろうね。有馬記念にドバイWCをよく勝てたものだよ。馬主が夏前から引退時期を公言するような人だから、無理をさせないよう指示がでてたのかもしれない。この馬こそ岩田に騎乗してもらいたい…なんて思いついて思い当たったのが、岩田はかつてヴィクトワールピサ鞍上、ブエナビスタはかつて安藤勝巳が主戦。面白いものだ。鞍上のコメント、”ペースが速くなく…ウンヌン”。いや、出走馬を見ればペースが速くなりにくいのは判るだろう。敗因についてはコメントし難い様子。
 
11着、トゥザグローリー&16着、ペルーサ。
 トゥザグローリーはともかく、ペルーサはなんと3番人気だった。この馬なんでこんなに人気があるの?前走天皇賞(秋)は3着だけど、その前は8着、日経賞で2着、前年有馬記念4着…順調に使われてるとも言い難いしなぜこんなに期待されているか意味不明である。素質馬、素質馬とさわがれた2頭もこれで…。


以上。

来週は個人的に今週よりたのしみなJCダート。
スマートファルコンVSトランセンド再び(の予定)
のはずだったが、スマートファルコン登録なかった…_| ̄|■

JRA公式サイトや各スポーツ誌ではトランセンドの相手はエスポワールシチーという事になっているが、これはいかにも苦しい。着差はつかなくても、今の状態だとエスポワールシチーはトランセンドに100回やっても勝てないと思う。単勝オッズは想像するにトランセンド1.5倍くらいに対し、エスポワールシチーは7倍か8倍。



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